ヴェンゲル
オシムはその細胞のすべてにフットボールが染み付いている。人間性も豊かでセオリーと芸術的なセンスが高次元で調和した監督。非常に知的な人間だ。
今後、日本サッカー界が目指す指針だが、追求すべき部分は絶対にテクニックだ。日本の武器は技術と機動力を生かした中盤の構成力。更にスタミナだ。技術を徹底的に高めるしかない。それ以外に強くなる道はない。アフリカ勢のような1対1の強さを追い求める…
いうまでもなく日本の最高の長所は中盤の構成力だが、ブラジル戦で勝利を収めるために指摘したいことがある。かつて私のアーセナルでプレーしていた稲本の起用だ。クロアチア戦の後半にようやく投入されたが、あの交代は本当に良かった。オーストラリア戦で…
クロアチア戦を見たダバディによるヴェンゲルインタビュー。 後半だけを見ていたら日本が勝ってもおかしくなかった。前半のPKが決まっていたら日本は負けていた。 川口のトラップミスには失望した。左足でトラップすべきだった。日本のFWの決定力のなさは世…
若年層を対象とした「ストライカー専門養成アカデミー」をスイスのように高いレベルで確立することが有効だろう。日本サッカー界はすでに取り込んでいるだろうが、この問題の解決に全力を注ぐべきだ。日本人生来のパワー不足というフィジカル的な問題ではな…
カウンターに頼ってはいけない。日本のFWにはパワーとスピードと決定力が足りない。 これは得点するためのFWに能力が無いといって言るに等しい。パワー、スピードと決定力が欠けるFWって。 結果は2―2のドローを予想する。日本DF陣がやはり失点せず…
言うまでもないだろうが、ロングボールへの対処、そして、空中戦の弱さだ。23人のメンバーを見ても分かる。前線の柳沢も高原もサイズはない。宮本と坪井、茂庭も決して高くない。中盤もそう。そして、川口もGKとしてはかなり小柄な部類だ。彼の長所はシ…
オーストラリアは後半、長身FWを次々に投入するパワープレーに出た。日本は相手に一か八かのポーカーのテーブルに着かせることに成功した。相手の中盤から後ろには広大なスペースもあった。だが、カウンターアタックでは右サイドの駒野からのクロスは正確…