【アジアカップ2007】試合前日公式会見でのオシム監督・鈴木啓太選手(浦和)コメント [ J's GOAL ]

Q:昨年のワールドカップでのオーストラリア戦は衝撃的な負け方だったが、そのショックが今回の試合にどう影響するのか?
オシム監督)「1年もの長い間、ショックが続いているということの方がショックですね。そういうショックを乗り越えて生き残ってください。その時のショックは、ショックとして感じた方がご自分自身に責任があると思った方がいい。対戦相手の情報をきちんと入手していなかったということだから。昨年も今日も情報の種類は変わりない。どんな選手がどんなクラブでプレーしているかを知っていれば、昨年のワールドカップでも簡単な相手でないと分かったはず。昨年のワールドカップでもショックを受ける必要はなかったのです」

オーストラリアに対するショックよりもあんな試合しかできなかったジーコジャパンに対する憤り。 体力が最後まで持たず、ラインが低く、相手のロングボールをまともに受ける。高さ対策のDFが中澤しか起用せず、ジーコの機能しない交代といい、歴代日本代表の中で最高のメンバーがいてあの戦い方しかできなかったのが非常に残念だった。オーストラリアに対する情報はあんなもんだった。ただこちらに対策がまるでなかった。