最初の10分で二失点。今日はミスではなかったものの、日本の右サイドからクロスを入れられ、デロッシに豪快にオーバーヘッド。二点目はDFの裏に単純に入れられたボールをジラルディーノと茂庭が一対一になり、かわされシュート。解説の井原はトゥーリオの戻りが遅いといっていたが。0−2から阿部がワールドクラスのフリーキックを決めた。三点目も相手の左サイドからのクロスをこれまたジラルディーノが下がりながらヘディング。茂庭とトゥーリオがついていましたが。曽ヶ端がほとんど動けず。もう最初からゲームプランが狂った。クロスの正確性とシュートの精度が段違いだった。勿論、日本もプレッシャーをかけてるし、それでもきっちり上げてくるクロスの質とシュート。特に、ジラルディーノはセリエAで得点ランキング2位だというのをまざまざと見せ付けた。
日本も惜しいシーンもあったが、やはり後半早々の松井がキーパーと一対一を決めれないのはイタリアとの大きな違いだろう。
それでも、松井のキープとドリブル、田中達也、大久保のドリブルは充分通用したし、阿部のフリーキックもそうだった。二点を追っているので、十五秒ルールなども通用せず、日本は遅攻させられる。後半ロスタイムに高松が得点したものの、大久保が相手GKともめて時間を食い、攻撃に早く入れなかった。
山本さんの采配は二失点後に徳永を下げて那須をいれて、駒野を右。後半開始から駒野アウトで田中達也。阿部を右サイド。最後に松井OUTで森崎。このチームであんまりやったことのない中盤。
高松は下がったりサイドに開いたり、結局最後までポストプレイヤーではなかった。
- 自身就任後の国際試合43戦目で3度目となる4バックを採用した。最近は練習でも試していない1年ぶりとなるフォーメーション。-日刊スポーツ
- 【パラグアイ戦】私は大谷と荒川の2トップと、また左ウィングに小林を入れるのも良いかもしれないと思った。(ジェレミーウォーカー)
笑ったわ、ジェレミーさん。