「あの判定は犯罪だ」とジーコが言っていたがあのラトビアの審判は本当にひどかった。ヒデ、高原や俊輔への取られてもおかしくないファール判定がいくつかあった。後半、ヒデ自身が倒されて驚いた顔をしていたのもあった。そして、茂庭や坪井が逆にファールを取られていた。久し振りに一方に肩入れした審判を見た。あのプレーでPKを取られるならDFはできない。中田浩二のはレッドでは厳しすぎたと感じた。雨の中、ピッチも重そうで日本にはいかにも不利。相手の速さに対応したと思われる坪井と茂庭はサイドからのクロスボールに苦しんだ。相手は国内組がほとんどの二軍が相手だった。まるで知ってる顔がいなかった。FWにボールが収まらない。相手の寄せが早く日本のダイレクトの早いパス回しが出来ない。昨日のウクライナは全く速攻のチームではなく、ボールポゼッションを志向。サイドにボールを出してクロス、もしくはアレックスの裏に出して一対一。日本がプレスをかけてもフリーになってる逆サイドに振ってチャンスを作る。しかし、決定的なチャンスを決めれない。二度のGKとの一対一でのシュートを枠に外す。
なるほど、シェフチェンコがずば抜けているのがわかった。
前半はアレックスと駒野がまるで上がれなかった。日本はボール扱いに長けた選手をおいていて、守備力や運動量に秀でた選手達ではないので、守備に忙殺させられたのはいかにもつらかった。アレックス、俊輔、中田浩二も守備力がある方ではない。この試合だと守備力に長けた隆行、高さのある箕輪などを最初から使うべきだったろう。中盤にはディフェンス能力のある選手は連れてきていなかった。こういう試合では店長、福西、戸田あたりがほしいところ。
中田浩二をボランチで使うオプションは厳しくなった。昨日のレッドは厳しいとは思うが、元々中盤の底に置くタイプでもない上にこの試合のように押し込まれているともっと運動量と守備力のある選手を置く必要がある。ジーコが選んでる中では福西や店長になるんだろう。
後半、俊輔が下がって松井が入るとなぜか駒野が積極的に上がる。なぜなんだ。ヒデも駒野のタイミングがわかったようで速いサイドチェンジを繰り出す。