vs Palaguay

あそこまで、パラグアイが最初からガンガンくるとは思っていなかったんではないだろうか。シドニーのブラジル戦を思い出した。ミスから点を取られた。山本さんもまさか那須を前半で代えるとは想定外の外だろう。主将に指名してのっけからあの状態。
余裕を持ってミスした最初の失点シーン。三点目もあっさりふりきられて日本の左サイドからくずされ失点。しかも、後半から阿部をたぶん試したことのない、右ストッパーで使わざるをえない、いきなりのスクランブル。3−1で負けてるから後半から攻撃的な選手を入れるのは当然だからしょうがない。小野も絶好調といったことはなく、中盤で何本かパスミスもしていた。さすがなのはPKを二本きっちり決めたところか。
攻撃陣はそれなりに順調か。

トゥーリオ上げるなら、トゥーリオ下げて平山を入れて高松と前線で張らしてもよかったのでは。
曽ヶ端はコーチングしてるのか。指示してるとはとても見えなかった。あと、久々に6秒ルールにひっかっかった。全然連携とれてない。DF陣とミーティングしてるのか。
何本かセーブはしたが、わざわざOAで入れるほどのプレーでもない。

田中達也のイエローは醜かった。日本に時間が必要なのにオフサイドにひっかっかって不必要にボールを蹴りだし、挙句の果てにイエローをもらう。まるっきりセルフ・コントロールできてない。

右の徳永はよかった。何度となく相手陣内に入り勝負をしかけ、運動量もすばらしかった。なるほど、加地を押しのけてFC東京で使われているといったプレー。
左サイドの森崎浩はとにかく中に入ってプレーしたがり、守備能力も徳永ほど高くなく、コレといった決定的なパスを供給するわけでもなく。この選手はなにが優れているのだろう。パス、ドリブル、守備、スピード、フィジカル、危機察知能力、運動量。どれも、コレといった飛びぬけた能力があるようにはおもえない。まあ、本来のポジションじゃないですけど。たぶん、山本さんはシドニーの俊輔、W杯時の小野の役割とプレーを森崎にして欲しかったのかもしれませんが。駒野を使った方がいいかもしれない。いまさらですけど、新井場とかいたのになあ。

今野は最後まで足が止まることなく、最後はリベロもやっていた。阿部も後半は不慣れな右ストッパー。あんまり責められない。

トゥーリオはよかった。那須より心配だったがまあまあのプレー。最後は決定的なヘディングもしていたし。

パラグライもあそこまで攻撃的にくるとは予想できなかった。勝っていても不必要な時間稼ぎは向こうのキーパーだけで、後半はガタッと運動量が落ちたが貧欲に追加点を狙いに来た。たぶん、日本相手だからで次戦からは戦い方を替えるだろうが。
ミスをことごとく叩き込まれ、ミドルシュートも枠に飛ぶ。さすがにブラジルを破って出てきてるだけのことはあった。まさに完敗だった。この五輪チームで前半で三失点を喫したのは初めてじゃないだろうか。それぐらい力の差はあった。