2011年06月04日放送分 ヤングタウン土曜日
さんま: 新番組って6回しかないんですよ。月1の6回だけの契約で、契約でというかお約束で、『この番組はさまざまなゲストとトークを繰り広げる番組で・・・(中略)
だからこれは歌手の人は2曲歌うのかな。平井堅さんが今日はゲストでもうすぐ、まあ生放送なんでなにがどうなるやら。ちょっとしたコントもするんでね、生放送でちょっとコントすると時間に追われて大変なんですよ。あっという間に時間が過ぎるんですよ。で、若手なんかは3分だあ、4分だあ慣れてるんですけど、僕とかショージってコントライブ見に来てくれたらわかるんですけど、一本が1時間くらいです。そうでしょ。
高橋: 確かに。
ショージ: あまり短いと良さがでない。
さんま: みんな4・5分慣れてますけど、我々世代は4・5分慣れてないんですよ。だからものすごいフラストレーションがたまるんですね、今のテレビ。だからえんえん昔なんかは花王名人劇場なんかは8分だったんですけど、15分やりますけど切ってくださいって言うたんですよ。勿論お客さん入ってるし、自分のペースに持って行くのに何分かかかるんですね、4・5分。掛かるんですよ。そっから盛り上げていくんで、客つかまなあかんし、今の子らはうまいっちゃあ、うまいですね。器用っちゃあ、器用で。すぐ掴んで、俺は客席の様子を見ながらその日のネタをしゃべったりするような時代ですから。だからぁ、4分とかもうびっくりするもん。探ってる時におわってまうから。
だから今度フジテレビでM-1でしたっけね、みたいなんやりますけど、ベテランがほとんどでないらしいんでね、今。あれね、出てもね、負けてまうし、うまいねんけどね、4分でやることに慣れてないから。そりゃやっぱりなんぼ上手さとか審査してくれないでしょ、M-1って。面白いっていう審査でしょ、大体が。この間うまいなとか、昔のダイラケ先生だ、いとしこいし先生らが出たって、ほんまは優勝なんですけど、優勝ささないでしょう、おそらくね。だからね、あれは困ると思うで。若い連中にベテランが入って負けたらあかんやんか。現に商売してはるから。
この日のゲスト出演した吉川友。なんでも卒なく受け答えしてさんまからキャバクラ勤めしとったんちゃうかと言われ続ける。声も年以上の大人びた声。まさにガツドルでした。