Nippon vs Bahrain

五試合連続同じスターティングメンバー。それはないよ、ジーコ。今日こそはメンバーチェンジしてくるものと思っていたが、メンバー発表のときは、愕然、悄然、慄然、唖然、茫然だ。とにかく、このままジーコで続けていたら選手が試合中に突然死してもおかしくない。選手のコンディションをここまで考えない監督も珍しい。選手が怪我、病気、その他(柳沢などの)事情でチームを抜けるのは比較的寛容だが、いざ試合になると試合で使う選手とそうでない選手をこれでもかとはっきり分けるのはなぜなんだ。バーレーンあたりなら日本のサブが出ても充分対応できる。小笠原や中田浩ニもこのチームに適応していた。俊哉や三浦淳も大丈夫だろう。なぜ、使わない。松木セルジオもそのへんのところきっちり批判しろ。

私は当初からジーコの監督就任は疑問視していた。監督として未経験だからだ。しかし、選手としてのジーコや鹿島をJのトップチームに押し上げた貢献、ひょっとしたら、監督としても凄いオチを持っているのかとも思った。チーム作りや采配などでだ。日韓W杯のときにトルシエも批判していたこともあった。なんのことはない、一旦スタメンを決めたらそのまま変えないだけ。ほぼこれだけだった。
選手たちの頑張りには正直拍手しかない。異様なまでの反日ブーイング、アジア審判のへたくそなジャッジ、大きな大会のホストはとてもできないと思わせた中国のピッチコンディション。選手の体調を考慮しない監督。その監督になにも言わない、その他のコーチ、チームドクター、さらにいればフィジカル・コンディショニングコーチ。これだけの悪条件で決勝進出だ。