気温35度、湿度70%のなかでよくやってくれました。画面で見る限りボロボロででこぼこのピッチ。昨日は日本の選手はあまり足をとられていなかった。試合会場の外のサポーターの声も聞こえてきた。あれには感服。試合内容はよくなかったかもしれないが、あの諸条件を考えると致し方ない。
昨日の試合はジーコがいつになくすばやく後半早々に大黒を入れたのがあたった。ゴールに向かって仕掛けているのが伝わる。ヤナギは昨日も素晴らしかった。点にはならなかったが、自陣でのクリアをオガサにヘッドで丁寧に返し、全力で前線のスペースへ走りオガサからのパスをもらい左足シュート。一番最後に高原の負傷で呼ばれたFWが最後の2試合で一番軸になっていた。サッカーはよくわからんよ。本当ならユーベのツアーに参加させられていたところ。小笠原は派手さはないがヒデや俊輔、小野に匹敵する選手だと言うのを証明した。後半終了間際の大黒の点も田中誠が中盤までボールを奪いに行き、そのまま左足絶妙の位置にボールを落とす。DFのプレーじゃあない。
あの試合内容を批判する人もいるだろうが、あの気温と湿度でやればヨーロッパの強豪といえどもまともな試合は出来ない。あのコンディションなら日本代表が勝つだろう。サッカーをやるコンディションじゃあない、元々。
コンフェデ
ある程度新戦力も混ぜて臨むべきだろう。本大会はブラジル、メキシコとギリシャより厳しい国が入ってくると思ったほうがいい。特に、DFとサイドの選手には新戦力が欲しい。主力は東アジア選手権も休ませてもいいとさえ思う。韓国はFWに新星が登場しているようだし。予選を終わってみればアジアはいつもの日本、サウジ、韓国とイラン。ここ10年ぐらいの不動の面々。バーレーンかクウェートがアジア5位として北中米の4位とどんな試合をするか。本大会に出場するこれらのチームの責任重い。最低でも二カ国は決勝トーナメントに進まないと。ドイツでやるので気温とか蒸し暑さは期待できない。ほぼ実力通りの結果が出るだろう。アジア枠が多いか少ないかは要は本大会の成績。4ヶ国が決勝トーナメントに進めれば、次の大会にもっと増枠を望める。4ヶ国とも予選リーグ敗退ならばっさり3ヶ国ぐらいに減らされる。だから、今回のアジア5位も非常に重要。北中米とのプレーオフを制して出場して欲しい。アジアのチームは選手が自国のリーグでプレーしている選手が多い。よって海外(アウェー)で強国とのテストマッチを繰り返すしかない。
本大会
FWは軸と言える選手は現在のところ誰もいない。最後の2試合でヤナギが軸になるとは夢にも思わず。よって来年6月に調子のいい4人を選んでいくしかないだろう。誰か怪我するかもしれないし、逆に誰かが急成長するかもしれないし。
MFはたぶんこのままだろう。どれだけ調子悪かろうが、試合に出てなかろうがメンバーは代わりそうにないだろう、ジーコでは。問題はサイドに人材が出てきて欲しいところ。
DFも代わらないだろうが、新戦力が欲しい。
GKは能活と楢で決まりだろう、怪我など無ければ。この2人の違いは私にはわからない。