ブラジルW杯 最終予選 オマーン戦

オマーンとはこれまで3次予選や最終予選の前に対戦していた。どの試合も苦しい試合としか覚えてない。
加茂ジャパンの時はアウェーで小村のゴールで辛くも勝ち、ジーコジャパンの時はロスタイムの久保のゴール、アウェーでは鈴木隆行の豪快なヘッド。川口能活が前に出たところを狙われたシュートは田中誠がゴール前に守って絶対絶命を防ぎ、岡田ジャパンのアウェーでは先制されたあと、遠藤保仁コロコロPKで追いついたが、相手にPKを与えたのを楢崎が防いでくれて辛くも引き分けた。つまり、苦戦した試合しか覚えてないぐらい。今回同じように6月に対戦するがホームで、アウェーは11月と気候的には恵まれた。さらにウズベキスタンが別の組へ行ったおかげでアジアNO.1主審、イルマトフさんが日本の試合の主審というラッキーさがあった。この人は変な笛は吹かないから安心して試合を見ていられる。変なFKやPKは与えないと安心できるのはいい。相手オマーンル・グエン監督は南アW杯でカメルーンを率いた監督だったが、日本対策は何もしてこなかった。香川や本田にマンマークをつけるわけでもなく、深い2列のラインを引いて、2トップを前線に残し、カウンターを狙うっていうこともしなかった。今野に長身FWを付けてヘディングの競り合いで勝たせ、こぼれ球を拾うといったこともせず、中途半端にボールを繋ぎ、日本にカットされて早々本田に決められ、その後シュートもまともに打てずに0-3で惨敗した。日本の選手の緊張度合いよりオマーンの選手の方が普段通りではなかった。3次予選ではオーストラリアにも勝ったぐらいだから、本来の力はこんなものではないはずだろうが、本来の力の差を差し引いてもオマーンの出来は散々だった。11月のアウェーまでル・グエンが残ってる可能性は少ないだろう。
日本の選手では内田はボールを取られてファールをアピールしてボールを取り返そうとしなかったプレーは最低だった。
川島もその後、怒ってたよ。

判定はあくまで毅然と偏りなく/ウズベキスタンのイルマトフ主審/Web東奥・エンタメニュース/20110629

相手選手が日本のペナルティーエリア内で反則を受けたように見せかけて倒れた場面があった。スタンドの観客は「PKだ!」と叫んだが、イルマトフ主審は毅然とした態度で、クウェート選手のシミュレーションの反則を取った。日本にとってアウェーの一戦だったが、試合を通じて偏りのない判定を主審が下したことを象徴するシーンだった。

あの試合はイルマトフさん以外だったら危なかった。