日本の守備がことごとくファールをとられ、こぼれ球を拾われ続けてピンチの連続だった。守備の仕方が問題なんかね。手を使ったり、先に体をぶつけることでボールを確保しようという行為が。ウズベキのピッチも12年前とあまり変わらずデコボコで重馬場。ああいったピッチだと中田英がいたころは彼でボールが落ち着いた。
大事な代表戦は異常にのどが渇くし見てるだけで消耗する。シリアの主審のせいでいつ点をとられてもおかしくない最後までわからない試合でした。楢崎、中澤、トゥーリオの守備ブロックが非常に固かった。きょうの試合はそれが勝因。ボール回しの長けた連中をMFに配しているのにほとんどの時間ボールを追い掛け回すだけになった。あの試合だけなら遠藤、俊輔、憲剛より小笠原、啓太、中田浩二、橋本の方がきっちりボールキープできたかもしれない。途中から入った本田も守備に帰るより得点を狙おうとしづづけ、矢野もあまり守備に戻らず。補欠とレギュラーで意識のズレがあるのかもしれない。途中から入ったのが田中達也や佐藤寿人だったらもっと守備してくれていただろう。長谷部のファールはテレビ画面が捕らえていて、線審の目の前だった。ボールとは全く関係ないところだったが、もしあれがウズベキ選手の演技だとしたら相当なもの。中東の選手ならいくらでもしそうな行為だが。よって一発レッド退場は妥当と思える。長谷部をとにかく速くピッチから出そうと冷静にしていた俊輔が印象的。それにしても耐え忍んで岡崎の点を守りきり4大会連続のW杯出場を決めた。
J SPORTS|コラム 【後藤健生コラム】W杯に向け、多くの教訓を得たウズベキスタン戦
MF陣が体調不良だったと後藤さん。俊輔、遠藤。大久保は代表で機能していないのになぜ使うのか。本田を左サイド、もしくはトップ下で中村憲剛を左でも使えてたはずだと。大久保はちょっと厳しいかもな。いい試合を見たことが無い。退場になったり、累積警告もあるし、攻撃のときにも守備のときにもファールを取られる。右サイドは駒野でよかったと思った。内田だったら軽い守備する選手が1人増えるところだった。
ウズベキスタンは日本のプレッシャーをかわして、ロングボールを蹴り込んできたり、サイドを使ってクロスを上げて、日本のゴールを脅かし続けた。日本は前線からのプレッシャーをかわされ、しかもMFの動きが悪くてルーズボールを拾われ、結局、最終ラインの1対1での頑張りで守り続けたのだ。
予選突破を決めた日本代表にとって、次の目標はワールドカップ本大会ということになる。だが、ワールドカップ本大会では、ウズベキスタンよりもはるかに球際に強く、しかもシュートの正確性もある相手と戦わなければいけないのだ。前線からのプレッシャーをかわされた場合に、リトリートした形で守る守り方も、身に着けた方がいいだろう。
前線からのプレッシャーもかからず、ルーズボールを拾われ続けられたときにどうするか。ウズベク戦は間違いなくDFラインとGKの活躍で勝てた。チェルシーがバルサ戦で見せたような2ラインの守備ブロックを敷いてスペースを消して、速攻を狙う。そういうメンバーをえらんでないけどね。
スポーツナビ | サッカー|日本代表|回避できた苦しみ(1/2)
だが、守勢に回った状況での本田の投入は、第2の誤算となった。なぜなら結果的に、守備意識が低い選手をひとり増やすだけであったからだ。実際、この日の本田は、守備でほとんど貢献できないまま、得意のシュートも打てずに埋没してしまう。本田自身の問題もあるが、それ以前にさい配の問題であったように思えてならない。
本田じゃなくて橋本だったかな。あまり守備はしなかったなあ、本田。岡田さんが試合終了後に本田の頭をこずいたのはその辺りもあったのかもしれん。あとは中村俊輔を引っ張りすぎたと宇都宮さん。たしかにいつになくミスが多かった。
スポーツナビ | サッカー|日本代表|回避できた苦しみ(2/2)
この日の相手は深刻な決定力不足に陥っていたので、何とか勝利することはできた。だが、たとえば9月にアウエーで対戦する予定のオランダが相手で、今日のような展開だったら確実に5失点は喫していただろう。
遠藤、俊輔、憲剛の3人を同時にピッチに入れるのは明らかに格上の相手には無理かもな。