アルガルベ杯 日本vsアメリカ

試合前に澤が欠場だと知らされてこれは難しい試合になるなとおもったが
試合前半は日本がゲームをコントロールした。アメリカに去年のW杯ほどの迫力がなく、中1日、中2日でほとんど
主力メンバーを入れ替えず、反対に日本は第2戦は8人を入れ替えて控えのテストをしたがアメリカは第2戦は3人、日本戦は4人ノルウェー戦から代えてきてる。アメリカ選手のフィジカルコンディションが少し落ちてる様子。さらに日本をリスペクトしだしたのか、自陣からでも細かいパス回しをしてきて見てて面食らってしまった。さすがに前半25分ぐらいから、DFラインからロングボールを蹴ってきてモーガンに決定機を作られたりしたが、それも後半徹底してこなかった。アメリカの特長はパワーとスビードと高さだ。単純にワンバックへ向けてロングボールを蹴る、もしくはワンバックに当ててサイドへ展開する、DFラインの裏へモーガンを走らす。そういった攻撃を徹底されたら日本は嫌だったはず。日本も細かいパスを坂口や宮間を中心としてアメリカ陣営に迫る。さすがに澤がいないので、ピンポイントの縦パスやらサイドチェンジ、決定的なキラーパスはなかった。田中明日菜は球離れが遅く、判断のスピードが他の中盤の選手より落ちる。時間がかかってパス出すからそこからすぐボールをカットされる。まあINACではDFをやってるので、なんで宇津木をDFで試して、田中明日菜ボランチをやらすのか謎。後半も決定機を宮間が空振りし、ひょっとしたら引き分けかと思ったら3人同時に佐々木監督が交代選手を入れ、CKから高瀬がヘッドをゴール右隅に決めた。簡単なゴールじゃない。後ろに下がりながらクビを振る。後半はアメリカに試合を支配されたが、この1点を守って日本がアメリカに歴史上初勝利した。まあ、モーガンが3回はあった決定機を1度でも決めていれば日本が負けていただろう。後半入った菅澤はアメリカ相手にきちんとボールを収めれたし、また代表の試合で見てみたい選手。次は決勝ドイツ戦。ドイツは五輪には出場しないからできれば出場するスウェーデンと試合したかった。相手はモチベーション満々だろうし、ドイツでプレーしてる安藤、永里、熊谷は去年の勝ちがまぐれじゃないと気合入ってるだろう。佐々木監督の采配は澤がいないので坂口がボールをうまくさばいていたのに坂口を下げてしまった。田中明日菜を下げるだろうと思っていたので以外な采配だった。