マテラッティのファールで一発退場はありえない。あれでレッドじゃあDFはやってられんよ。後ろからタックルしたわけでもないし、出てもイエローでしょう。終了間際のPKもグロッソがころんだオーストラリアのDFにぶつかりにいったと見えた。逆にグロッソにイエローが出てもこれまたおかしくなかった。逆にグロッソの芝居が上手かった。ヒディンクは延長まで考えていたか。これまでだと、イタリアがトニを下げた時点でもう1人FWを入れていただろう。いつもの攻撃的なヒディンクではなかった。やはりヒディンクといえど、自チームが有利に試合を進めているときの采配は難しい。
クロアチア・サッカーニュース-オシムが語るクロアチアのグループリーグ敗退の理由
オーストラリアの監督は恐ろしいほどの役割を果たした。なぜなら一番重要な試合でナフタリンの中から控えのGK(カラッツ)を送り込んだことだ。
オシムが指摘しているヒディンクマジックの恐ろしさ。オーストラリアの第一GKは昨日のイタリア戦でも守ったシュオーツァー。それが肝心要のクロアチア戦では控えのGKのカラッチを入れた。カラッチは今回六人が含まれるクロアチア系のうちの1人だけあってこの試合に対して期するものがあっただろうが、並の監督なら出来ない采配。