ワシントンはさすがにブラジル全国選手権最多得点者だけはある。2001年のコンフェデにセレソンで来た時は全く印象に残らなかった。*1
PA内でボールを触らすと厄介。日本人のDFだとフィジカルで完全に負ける。足元は他のブラジル人選手と比べるともう一つだか、フィジカルで強引にDFを押さえてシュートまで持っていける。ロスタイムにDF2人を引きづりながらシュートしたのは圧巻。
ヴィルディはこれでワシントンだのみになりそうな試合でした。あのプレースタイルだと平本は生きないでしょう。ゴール前にデンと構えてスペースをつくってくれない。空けた右のスペースに平本が入り左に抜けてシュートという得意の形に持っていけそうにない。ワシントンは得点を重ねるだろうが、その分平本の得点は減りそう。あとは左サイドに入った相馬。前半、隼磨を抜き去ったシーンは印象的。
ヴェルディはボールをこねてる選手が多かった。判断の早さはマリノスの選手が一枚上か。平野が運動量のあるパサーになっていた。一点目のワシントンに出したのを始めに何本かいいパスを供給。アルディレスは戸田をDFで使うのか。*2
追記:)どうも、戸田と林は緊急でDFに入ったよう。
マリノスはものすごい攻撃的な守備ラインを敷いていた。高いDFライン。先制されて、交代で入った選手(山崎・大橋)が活躍したので怪我人が多くともなんとか序盤は勝ち点を重ねそうだが、両サイドにドゥトラと田中隼磨しかいないのは気になる。前線に久保、安、坂田といないのにそれなりの試合ができるのはさすが。今年も優勝争いに加わりそうだ。
*1:あの時は都築の代表デビューでセレソン相手に完封し、日本代表が初めてブラジル代表相手に引き分けた歴史的な試合だと思ったが、相手メンバーがどうしようもなくショボかったので感動もそれほどなく。レオンが監督してたんよな。
*2:彼が評価されたのは2001年の同じくゼロックス。ボランチで使われて活躍した試合。あの試合の戸田はものすごかった。運動量、ボール奪取能力とパスミスの無さ。髪型も長髪で。鹿島を圧倒した試合。その試合をトルシエも見ていて代表まで駆け上がったんだが。アルディレス・ペリマン時代はDFで使われていた。ボランチで使ったのはゼムノビッチだった。サントスの抜けた穴だったんで緊急避難的だったが何が幸いするかわからない。戸田はやはりボランチで使うべきだなあ。