ACミランvsボカジュニアーズ

カカのショーでした。いつのまにかサイドにいてフリーでボールを持たれて前を向かれたら止められません。
さんまも言及していましたが、カカのドリブルはまたぎフェイントやエラシコなどロナウジーニョロビーニョロナウドがするようなテクニックは用いず、直線的なドリブルです。しかし、ボールを細かく触り切り返しも相当速く、相手DFは付いていけない。身長もワシントンと同じぐらいなのにボールを持つと異様に速い。あの身長だからフィジカルも備えている。カカをサポートするセードルフも10番をつけている選手にしては運動量がボランチ並にある上に10番らしいヒールパスやキラーパスも出せる。5番と10番の能力を兼ね備えている。カカは9番と10番の能力を兼ね備えている。この2人がピッチ上を自由にポジションを取り攻撃を組み立てていく。さらには、この2人をケアしていても突然ピルロから前線のインザーギにパスが出る。攻撃のオプションをいくつも持ってるミラン。 守備もDFラインとアンブロジーニガットゥーゾがきっちり抑える。 でも、カカありきのシステムでカカが怪我したら終わり。ロナウジーニョが欠場してもメッシやら、ドス・サントスボージャンなどが出てきてるバルセロナと比べると攻撃の選手層が致命的に薄い。この前の試合でもメッシが怪我したようですがあまりチーム力は落ちないでしょうがミランはカカだよりだけにこのままチャンピンズリーグを勝ち抜くのは難しいでしょう。
 ボカの選手ではバネガとパラシオは欧州でもプレーできそうな印象でした。