融通無碍に攻め「走れ」(中)
「私は自分の内部で行う作業のすべてを外部、特にメディアに話そうとは思わない。なぜならメディアは自分たちが信じたいと思うことだけを信じて報道しがちだから。客 観性と現実性に即するほどに伝える中身がセンセーショナルでなくなり困るのだろう」
融通無碍に攻め「走れ」(下)
「千葉の監督になって驚いたことの一つが、負けチームにサポーターがブーイングではなく“次はがんばれ”と励ますことだった。どうもこの国には結果だけにとらわれない文化がある、と いうことに気づいた」
「日本に感化され、同化したという意味ではない。それでは皆さんもつまらないし、私が監督をするメリットもない。ともに働きながら、日本人の面白さに感じ入った、ということです。何というか……日 本のアンビバレントなポリバレント性に。民主主義を原則としながら天皇制があるみたいな。みんなを尊重するやり方といいますか」
ポリバレントという言葉はオシム・サッカーのキーワードとして既に紹介されている。
ポリヴァレントはトルシエがよく使っていたがなあ。