全日本ユース選手権決勝

昨日の準決勝から休みなしの決勝。広島ユース前田の得点で広島ユースが優勝。この前田、股関節と足首が柔らかく、下半身がいかにも強い。マイボールにするのが上手い。二人ほどDFを引きちぎって、最後は冷静にキーパーとの一対一を、GKの股を抜くシュートで得点。決定的チャンスは広島の方が多かった。最後のパスの精度に違いがあり、広島の方が精度が高かったと思う。後半には高柳一誠も出てきた。これに、高萩もこの年代だとするとやはり結果も実力も広島ユースの力が抜けていた。前田はU−20のアジア予選に最後の選考で落とされたらしいが、見る限り運動量がそれほどでもないというのが弱点かもしれない。あとは左サイドに張るプレー。代表のFWだとセカンドFWになるだろうから、運動量が乏しいと使いづらいかもしれない。この年代だとあのプレーでもいいのかもしれないが。あれだとカレンを使った大熊さんの気持ちもわかる。
途中からだと森本の方がスピードがあるしな。ロングボール放り込みサッカーだとなおさら使いにくいだろうし本人の特長も生きないだろうし。