my trivial daily life {サモナイ・ニチジョウ}

もう反感を承知で書いてしまうけれども、そもそも村上春樹とか江國香織とか辻仁成とか女性に人気の作家が好みじゃないので、女性の書庫になりようがないのだよ。だって読んでてどうにもこうにもにっちもさっちもむず痒くなるんだもん。

fuksiaさんのところから辿っていった日記でこのような記述が。私も江國香織辻仁成の小説は手に取ったことがないんですが、村上春樹だけはほぼ全ての長編小説を読んでいます。というより、小説自体が、もう村上春樹だけしか読んでない。私も最初は敬遠していたのだけれど、友人に村上ファンがいて、貸してもらって一冊づつ読んでいった。『ノルウェーの森』とかは確かにきつかったし、ダメな人もいるだろう。しかし、初期三部作、特に『風の歌を聴け』や『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』は素晴らしいと思うんだけどなあ。
ノルウェー』から入った人は拒否感が強いかもしれませんが。もし、『風』と『世界の終わり』を読んでも合わなかったらダメでしょうけど。あと村上さんはエッセイもうまいと思うんですよね。私自身が読んでよかったのは『やがて哀しき外国語』『遠い太鼓』などでしょうか。どちらも外国滞在中のことを書いたエッセイです。
村上関連リンクのような

女性でハルキを大スキな人は一体ナニをどうやって読んで救済されているんだ?