アルジェリア人質殺害事件とメディアスクラム|佐々木俊尚 blog

「初動取材のメディアスクラム」のことは意識的にスルーして、「事件その後のじっくり遺族取材」の素晴らしさや困難さばかりを口にする。これはあまりにもずるいよね。業界外の人が取材の実態を知らないからとたかをくくって、「不都合な真実」を秘匿してると言われてもしかたないのでは?

まさに同感。

アルジェリアテロ被害者実名報道事件・本白水智也さんインタビュー「メディアに情報を渡すと、誰にでも起こる問題」 - ガジェット通信

今回私が問題にしているのは、記者が約束を反故にして情報を出したことです。このようにモラルのない記者が世の中にいると分かってしまった。信用して情報を出す相手にモラルがないと、それが一斉に広まってしまう。これは私だけでなく、誰にでも起こり得ることだと知って欲しい。そう考えて自分から発信しています。彼らに情報をオープンにする権利を許しているのは危険です。

こういう記者は堀江貴文も何度も書いていたなあ。