引退するカリカ林へ先輩芸人達のかけた言葉

カリカ林が芸人として最後に出演した鈴木おさむがパーソナリティの『考えるラジオ』で
先輩芸人達が電話ゲストやコメントを残してくれた一部を書き起こしました。

鈴木おさむ: 芸人さんって自分が面白いとか、自分がいつか売れるとか思わないとやれないわけじゃん。
(中略)
カリカ林: そもそも何十億も稼ぎたいと思って、日本で一番面白いと思って入ってきてるのに、入って一年ぐらいで、
もうそこ諦めてるんですよ、全員。ほぼ全員。で、そこでやめていく人もいますし、いや、まだ2番手、3番手があるって、ボク、そこもやっぱどっかおかしいなとおもっちゃっんすよね。で、そこで2番手3番手になれれば凄いことですけど、ボクが数えた感じでは50番・60番にもなれないな。
鈴木おさむ: 大変ですよ、50番・60番って。
カリカ林: 自分の順位が千位ぐらいんなんですよ、きっと、日本で、よく見積もって。でまだまだ頑張らなければならないっていうことよりもちょっとこれ頑張ることがギャンブルになってきちゃうなと年齢との関係で。

自分が辞める理由を述べる林とカリカの現状と自分の気持ちを述べる鈴木おさむ

ガレッジセール川田

ガレッジセール川田: いやびっくりしたよ、林、俺。
(省略)
鈴木おさむ: その中で引退聞いてどうでしたか。
川田: いやほんとに正直な気持ちもったいないとボクはすぐでてきたんですよ。あんだけ舞台で面白い舞台をやってて、で引退でしかももうやらないわけじゃないですか芸人を。だからそれはほんとにもったいないなというのが率直な気持ちでした。
(中略)
鈴木おさむ: 今の意見はどうですか、林が引退するという自分でね限界を感じたと。テレビへの距離が遠いと思ったと。
それに対してどうですか。
川田: いや、ボクは正直に旅館を継ぐって話を聞いたんですけども、絶対にまた芸人やりたくなると思うんですよ。はい、だからこのままやめちゃっていいのかなってのと、最後にカリカの2人で終わりってのがいいのか、一人じゃなく2人でってのがやっぱおもったんですよね。

川ちゃん、もったいないと、またお笑いやりたくなると。

カンニング竹山

鈴木おさむ: 林の引退を聞いたときどうおもいました?
カンニング竹山: まあ皆さんと同じように林にも直接いいましたけど、単純にもったいないと。もし林君がそれでやめなきゃいけないんだったら、ぼくは吉本じゃなくサンミュージックって事務所ですけど、サンミュージックの芸人ほとんど辞めなきゃいけねえぞと。
全員: (爆笑)
竹山: 逆に林君サンミュージック来たらトップ張れるぞと。
林: そんなことないです。
竹山: ていうのもちょっといいましたけど、まあ正直言うともったいないと思いましたね。

竹山は実際にはもっとしゃべってます。

ペナルティ・ワッキー

鈴木おさむ: この状況でワッキーはもったいないかいさぎいいかどっちですか
ペナルティ・ワッキー: 2択ですか。これ両方なんです。ぶっちゃけ。もったいないといさぎいいですか。
ぼくはいさぎいいと思います。
鈴木おさむ: その理由は
ワッキー: そのほかの例えば家城とか、まあ家城もやさしいから家城にも電話したんです、どうなってんのって「2人ともちゃんと納得して」っていったんです。一番の迷惑がかかるのは家城じゃないですか。家城も納得してた、周りの人間納得してなかった、まあ要は迷惑をかけてる人間がいないとは思うんですよ、そんなに。例えばレギュラーを突然やめるだとか、だれかにお金を借りてるだとか、そういう状況でなく、身辺をちゃんとしてやめてるのでとうところがボクはいさぎいいと、なんていうのかな無責任じゃなくちゃんとしてるから、こんな簡単な言葉で片付けるのはヤですけど、それこそ男一人の人生なんで、まあそんなに20歳そこそこの人間じゃないので決めてるので何も言えない、そこにいさぎよさを感じてます。

ロンドンブーツ1号2号田村亮

亮: 今回林の話を聞いたときは正直びっくりしました。今までやめてきた奴がびっくりしなかったわけじゃあないんですが、10年を越えて芸人をやってる奴が数すくなくなってきてるので、早めの段階でやめてる奴は今でも話する奴いますけど、踏ん切りが早かったってそれはそれでいいのかなっていう気持ちもありました。林のことを知ってる、よく知ってるぼくとしてははっきり言うて才能はあるとおもいます。お前らテレビでんのいつやろな、いつブレイクすんねやろな言われて正直言うと長いこと上にあがれないような状態が続いたからしんどかったのかなとは思いますが、ボクは正直言うともったいないと思います。林の実力のことを考えるだけでなく、10年芸人やったら何か芸は身についてると思います。ボクはそれを次の仕事へ繋げるとというのはあるかもわからないですが、この仕事でボクはこの才能を見ていたかったです。以上です。

カラテカ入江

鈴木おさむ: 入江は最初俺から林の引退を聞いたときどうでしたか?
入江: なんでですかっておさむさんに言ったんですけど。え!って言って正直俺はずっとラジオ聞かしていただいてたんですけども、おさむさんが林が実家に帰ってる回数が多いから元気ないんだよっておっしゃったじゃないですか。
ぼくはそんなことないですとずっといってたじゃないですか。けどボクは気付けなかったんですよ。まったくもって。
鈴木おさむ: 入江くんの鈍感力ですね。
入江: 鈍感力かどうかはわかりませんけども、嘘だろとおもいましたし、残念と今でもボクは...
(中略)
鈴木おさむ: なにがいいたい?
入江: やめなくてもいいのに、面白いのになんでかなってだけですね。単純にそこですね。

このあとやり取りが数分あります。

千原ジュニア

ジュニア: ぼくはいままで数々の芸人さんがやめるという話をいわゆる一般的に公表する前に聞かされたことが過去何度もありましたが、今までは何もいうこともないかなということでああそうですかって言う返事しかしなかったんですが、林の場合は初めてちょっともう一回考えなおさへんかとボクがどう見てもちょっと、惜しい状態というか、もうもうゲートに入ってる状態で後そのゲートがいつ開くねんみたいなゲートあき待ち状態やなと、ぼくは芸人として非常に感じてたのであまりにももったいないんじゃないかということで、思ったんですが、まあまあ決めたことなんで、わたくしの願い届かずとうことですが、まあまあいろんな考え方があると思います。
 僕自身は芸人をやめるということの才能、辞める才能というのはこの世にないので、「才能がないからやめる」んじゃなくて「やめるから才能がないんです」。すごく残酷な言い方ですけども、林はやめると。やめるからあなたには才能がなかったんです。とぼくは思います。やり続ける才能はあっても辞める才能は絶対無いですから。
 でもまあ、林が決めたことですし、芸人が全てじゃないのでこれから旅館されるそうなので、わたくし、林君もちろん知ってる、無類の温泉好きなんでしょっちゅうおじゃましようかなとおもってますけど、そんなことで非常に近しい人なので非常に残念ではありますが、本日が芸人カリカ林最後の仕事ということで、ということはですよ、スタジオにおられる
カリカ林君、あなたはまだ芸人であるということであられます、さあ先輩としてですね、芸人カリカ林にプレゼントしたいと思います、大喜利のお題を出しますので、2・3個面白い答えをお願いします。
『はははぁ〜ん、この芸人やめる気やな、どんな芸人?』
こちらのお題でよろしくお願いします、千原ジュニアでした。

林: やっぱりジュニアさんは変態ですね、お笑い変態ですよ。

考えるラジオ?|ジュニレポ

この方のブログのほうが番組の流れがよくわかります。