野茂英雄 - Wikipedia

近鉄退団に関して
ドラフト後、野茂は近鉄への入団条件に「投球フォームの改造をしないこと」を挙げた。仰木彬監督はあっさり了承し、調整方法も野茂に任せることにした。これにより野茂は仰木を信頼するようになった。反面、後任の鈴木啓示監督はフォームや調整法など様々なことに関して一方的に野茂に干渉するようになった。例として野茂は開幕戦で調子が整えばそれで良いという考え方で開幕前はスロー調整であったが、鈴木はオープン戦から結果を要求し、また野茂は立花コーチとのマンツーマンの指導形態で、遠投など自己流でスタミナを作っていたが、鈴木はひたすら走りこむことを要求し、野茂が「では一体何周走ればいいんですか?」と問うと、「何周とかと違う。野球選手はひたすら走るもんなんや」と根性論を押し通した。一度、鈴木の要求する走りこみと、立花コーチの指導するメニューと、その運動量を科学的に比較する検証が行われたことがあったが、立花コーチのメニューのほうが多かった、という結果が出たということもある。そういったこともあって、結果として野茂は鈴木を毛嫌いするようになり、近鉄退団の大きな理由になった。
監督就任直後、道上洋三のラジオ番組への出演で、鈴木は野茂に関して「今のフォームではいずれ通用しなくなる。そのときに私に頭を下げてこられるかどうかだ」と述べ、完全に野茂のフォームを否定していた。しかし、これらの発言から、鈴木は野茂の飛躍によって指導者としての評価を著しく下げてしまう結果となった。
野茂は仰木監督時代からフロントには様々な不満があったことを語っている。

あらから全く監督としてもコーチとしても声が掛からなかったですね。イチローの時の土居と同じ。仰木彬との違いは大きい。監督の能力、コーチとしての能力、選手時代の実績は本当に別。 仰木さんの生前のパーティでメジャーでプレーするもしくはプレー経験がある選手がほぼ勢ぞろいしたのが人望を表していた。野茂、吉井、イチロー、長谷川、木田等々。

野茂が先発する日に自分で車を運転して藤井寺球場に行き、駐車場に車を止めた。すると球団関係者が近付いて来て、近鉄本社の人間が来るので車を動かすことを要求された。

これは実際、金村がテレビで話していたから事実でしょう。車を止めれないのだったら帰ろうとする野茂を金村と吉井がなだめたとか。近鉄は消滅するのもしょうがない。

YouTube - 野茂 大リーグ挑戦を表明 2/2

当時の現役選手はみなエールを送るし小野にいたってはその後に日本人選手が続くと予言してる。