誠実なテレビ

第407回 2005/9/5 0:33:25
もしあのとき電波少年がなかったら彼女の人生は全く変わっていただろう、というのは間違いないことです。
「来年の夏はねえ」と生き生きと計画をしゃべる朋ちゃんにまでになっている。
電波少年は…やはりあって良かったのだ」ということを見に行った日でした。
アレだけのつらい枷のかかった日々を「次へのエネルギーに代えられる人」と
そこで燃え尽きてしまう人がいるということを感じました。
燃え尽きた人はこの前の24時間テレビの深夜ワクでやった「電波少年同窓会」を見ているとわかったでしょう。
実はそんな何人かを見てちょっとへこんでいたのです。

昨夜の24時間テレビの電波少年同窓会の内容は? - 昨夜(深夜?)2- 教育・ドキュメンタリー | 教えて!goo
http://yume-yomi.cocolog-nifty.com/my_style/2005/08/post_4a47.html
華原朋美の例を引き合いに『電波少年』を免罪しているT部長だが、あの番組は芸人をただただ消費した。まさに一つの企画のために消費したといっていい。あの番組で無名から売れたと言えるのは松本明子と松村ぐらいじゃないのか。とにかく企画先行で長期で拘束できるなら誰でもよかった。芸人側も藁にもすがる気持ちでテレビに出るチャンスを待ってるから、事務所側も断る理由もない。足でこぐアヒルに乗ってたコンビどうしてんの。箱に入っていた奴は。無人島に行かされたタレント予備軍は。朋友の伊藤や真中が役者として売れたぐらいで。今も出てるのかどうかわからんけど。
 悲惨だったのは、巨人軍を応援する企画で入っていたシンプレの松井でまるで顔が映らない。どんな悲惨な企画でも顔が映らないのは最低だった。電波少年終わりでサイキックに松井がゲストに来た時に電波がいかに悲惨で芸人としておいしくないかを詳しく述べていた。だから爆笑問題が出演するメリットかデメリットかを考えた場合、デメリットの方が大きいと思って出演を断ったと言うのは賢明な判断だった。