U-19vsQatar

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/data/mem_u19.html
このチームひどいな。なぜか中盤を省略して、裏に蹴るか、平山の頭ばかり。また、これが全く拾えない。繋げるところも蹴るし、メリハリがまるで無かった。中盤でのパスミスは相変わらずしているし、増嶋はラインが低いよ、間延びしすぎ。この試合を見ている限り、優勝はとても狙えない。反対にカタールは異常ともいえるくらいにラインを上げて戦っていた。予選リーグと違ってフィジカル、高さ、シュートの正確性が段違いだった。簡単にキーパーのパントキックから前線の選手がキープして、前を振り向く。日本のラインが間延びしているから数的優位も作れない。大熊さんは声が通るのはわかったが、どんなチームをつくろうとしてるんだろう。
技術、組織で相手が完全に上回っていた。アジア相手にここまで完全に試合内容でやられたのはあんまり記憶にない。
サイドからの崩しはほぼ皆無。苔口と中村北斗は目立たなかった。あとプレースキッカーにしっかりしたのがいない、このチーム。阿部、伸二、俊輔クラスがいない。
兵藤、中山も今一つ。決定的チャンスは二度だけ。最初の決定的チャンスにカレンと平山は,
あれは決めなかったらだめだろう。
ディフェンスラインが最後まで持ちこたえたのと、西川の好守備に助けられた。単純比較でGKのクオリティだけが日本の方が上だった。「豪快な直接FKを決めるU−19代表のGK西川」- 小林伸二のフットボール放談チラベル並のことをする選手らしい。FKもまかしたらいいんじゃないか。

ツーロン国際大会に参加した大分U−18の西川周作は高校生ながら、トップチームの練習にも合流し、公式戦でベンチ入りするほどの実力を持っています。GKとしての能力も十分な可能性を秘めていますが、彼はもうひとつものすごい個性を持っているんです。
 去年のJユースカップの予選突破をかけた大一番、C大阪ユース戦でした。その年の大分ユースはC大阪ユースに対して分が悪かったのですが、この試合では1−0で勝利したのです。その決勝点がすごい。GKの西川が直接FKを沈めた1点だったのです。私は現場に居合わせなかったのですが、後でコーチに話を聞くと、「スピード、コース、両方とんでもない」と興奮気味に話してくれました。

強烈な左足のシュートはプロ並でゴール正面のFKは彼にお任せ。別名『チラベルト西川』。もう、チラベルと呼ばれてるみたいだな。こりゃ韓国戦で蹴ってほしいな。

アジアのレベルが上がったというより、日本のこの年代のレベルが低下したということだろう。
PKを全員が決めたのは素晴らしいですが。
日本のサッカー選手層のピークは77年〜79年生まれだというのがわかった。あとは、ポツポツと才能のある選手はいるが、完全に枯渇してきている。
特に、中盤でヒデ、伸二、俊輔、小笠原、中田浩二、稲本、ヤット、福西、戸田、明神あたりが代表引退後はどうなるのかかなり心配。また、この年代に固まってんだよ、今の代表中盤。福西が76年。ヒデが77年。俊輔が78年。伸二らが黄金79年組。
谷間じゃなく、海に入ってきてる。2010年までこの年代が引っ張るだろうが、その後だろうなあ。

カタールのこの年代は年齢詐称疑惑というのは常にあるので、そのぶん差し引かないといけないなかもしれない。カタールだけじゃなく、中東とアフリカ全体もそうかもしれません。

テレビインタビューもいの一番に西川だろ、テレ朝。実況はこの局では一番マシな田畑アナだった。