http://www.nikkansports.com/ns/general/ns_column/ns_column-46.html
http://www.nikkansports.com/ns/general/ns_column/ns_column-41.html
この記事に触発され、スポーツ新聞について。
当然ながら最初の首藤記者に賛同する。
これがわかっていないとどうしようもない。勿論、スポーツ報道が主体ではあるが、
一面にくるのは社会、政治、芸能である場合もある。要は売れる一面を作るのであるならば、一面がスポーツである必要は無い。
そして、事実かどうかはともかくもセンセーショナリズムである。インタビューされた選手の意図よりも、より紙面を面白くするためなら、意図的改訳やコメントの改ざんもかまわない。
中田がスポーツ紙ともめた経緯はスポーツ新聞の業界ならご存知のはず。
そして、ネットの発達によって中田クラスなら自分でメディアを持ち始めた。
中田なら自分の放送局を持つことも可能だろう。
- 日本のスポーツ新聞はスポーツ情報の問屋だった。
しかし、選手自らホームページを持つ時代に情報の問屋としてのスポーツ新聞の
価値はかなりゆらいできている。
コンピューターのDELLがダイレクトモデルで飛躍的にパソコンのシェアを伸ばしたのと同様に、中田らは選手情報のダイレクトモデルを始めたのだ。
ホームページ上の中田は更新はたまにではあるが、書く分量はサッカー選手ナンバーワンだろう。
信頼の置けるサッカージャーナリストならインタビューにも応じている。後藤さんなんかが最近の例だろう。
田記者の言い分は「中田よ、問屋に情報を卸してくれ」といってるに等しい。
- そして、中田はもし自分で発したい情報があるなら、ネット上その他でやります。
- あなた方のメディア(スポーツ新聞)は信頼できないので話しませんということだろう。
スポーツ新聞は今の団塊の世代・野球世代が退職・引退すれば、相当部数を減らすことになる。スポーツ新聞というビジネスモデルそのものが
問われる時代なのだ。
さまざまな業界のさまざまな問屋が淘汰されたように。