BIG3とテレビ界の世代交代についてさんまが語る

MBSヤングタウン 2012・06・09
出演: 明石家さんま 村上ショージ
道重さゆみモーニング娘。) 光井愛佳 中澤裕子 

さんま: 俺とタモリさんとたけしさんがBIG3って若い時言われてたんですよ。
中澤: お正月のゴルフとか見てましたもん。
さんま: だからあれもう26年前ですからね。
中澤: え〜〜、え〜。(笑)
さんま: 勿論生まれてないですよ(道重・光井)。BIG3って最初言われたのが26年前なんですよ。
だから3人でゴルフするというので、BIG3だろ、今はこの人達が世の中の人達がBIG3だろ、ってBIG3って付いてBIG3ゴルフマッチですからね、タイトルは。そっからBIG3BIG3BIG3って言われたのがもう26年前やから、道重なんかもちち論、BIG3って言ってもピンと来ないよね。
中澤: そんだけの26年間ずーっとおんなじポジションいるんですね、さんまさん。
さんま: 皆そうやねんね〜。だからこれが凄いって言われたらほんとにありがたいんですけども、こんなことではテレビはダメなんですね。もっと面白くするためにはもっと若い人達が出てくれなきゃ、テレビがね。我々はありがたいですけど、こうして、未だにBIG3とか言われる、自分自身は嬉しいけども、テレビにとってこの3人がいつまでもいてもいいのかっていう。
中澤: いていいんですよ。
さんま: 誰が?
中澤: だって死なないでしょ、さんまさん。
さんま: 死なないもくそもテレビを面白くするとために俺らやってきたわけで、テレビをなんとか面白く、テレビを面白くって生きてきたけども、こんだけメンバー変わらないと若い奴で才能ある奴が埋もれてしまってるんじゃないかとか、あの〜心配なってきてるんですよ。
中澤: でもさんまさんが若手の方と対等に張り合うじゃないですか。だからじゃないですか。
さんま: 対等に張り合うって仕事やからしゃーないやないか。
中澤: ちゃんと若手の人の出てる番組とかチェックとかされたりするじゃないですか。そういうのを見て、上の人ってあんまりそういうことされないイメージあるじゃないですか
さんま: うんうん。他の人はしはれへんわ。
中澤: ず〜っと同じ目線でいらっしゃるからやっぱりいいとおもいます、今のままで。
さんま: ええねんけど、新しいものが生まれないと、いつまでも、お前ね、この子ら(道重・光井)生まれてからずっと俺のはしゃぎっぷりを
全員: (爆笑)
さんま: 見てる人生もかわいそうやろ。
中澤: 変わらないですよ、私がちっちゃい頃から見てたはしゃぎっぷりと変わらないから。
さんま: 俺の代わりの人が出てきて欲しいやろ、たけしさんの代わりも勿論、タモリさんの代わりも、
中澤: 3人がいらっしゃって他に出てくるのがいいじゃないですか。
さんま: だから上が詰まってるからやな。よう岡村(ナインティナイン)が3人が集まってる楽屋に爆弾仕掛けたいとよう言うてたけども、
道重: 確かにその位置へ行けないですもんね。
中澤: いなくなってもさんまさんのポジションにいける人はいないとおもいます。
さんま: でてくんねんて。俺がいなくなると。
光井: でも岡村さんさみしがってましたやん。
さんま: さみしがってたけども、だから岡村もやりたいことできなくなるんちゃうかなあ。だって、おっさんが自分らの舞台で自分らのファンばっかり集めてやるものはいいとして、こんな50・60で『ドゥーン』とかやな、57になってお前『何を言う』とかやな、『あんまりきこえまへんけどメガネかけてまんねん』とかそんなこといつまでも、そんなこといつまでも。
中澤: ず〜っとやってたらいい。
さんま: それは舞台とか、だからメインどころは俺は動いたほうがいいとおもうねんけどねえ〜、もうそろそろ。
中澤: 動きようがないとおもいます。絶対無理でしょ。
さんま: いやいや、だから俺一応60でテレビ的には
道重: え〜〜
中澤: 絶対無理。59で年止めといてくださいね年。永遠の59歳でいてくださいね。誕生日がいくつこようが。
さんま: だから、お前ら若い子が詰まらないんじゃないかと思う、テレビに。テレビということに関してはね。もっと新しい、新しいBIG3みたいな人が出てきて、
中澤: さんまさんの中の候補はいないんですか。自分たちの?
さんま: いない。
ショージ: 考えたら全然ちがうやん。自分たちの考え方も生き方も作り方も。だからさんまさんの次の人が出てくるかっていうたら出てこないと思うで。
中澤: それは絶対無理。