さんまが語るバラエティの境界線

さんま: こないだもロケで
『(ディレクター)浅田美代子さんにトイレに隠れててもらってトイレから出てきてもらいます』
ディレクター、若い奴ね、女優さんをトイレから出すなんて、我々世代もう信じ..られない。
それを普通に『すみませんが』浅田美代子さんああいう人やと思ってんのかそれともあんまりこの業界でやってないからなのか、
今の時代の若いディレクターがそういう感性なのか。それを失礼やとおもてないねん。
だから浅田美代子さんも『ちょっと、やめてよ!』って言う人でもないやんか。
俺もどうしはんのかなとおもて『すいません、美代子さんここトイレから出て頂いて』トイレから出るもんかなあ、なんか言いたいのかなあと、俺が「お前なあ、女優さんをトイレから登場ってお前、どうおもてんねん」って言う話になって、却下になって、浅田美代子さんも『ありがとうね、ごめんね』って言うてましたけど、
ショージ: 今みんな考えたりしない、言わないですね。
さんま: 今Pとかそういうとこ甘くなってるよね。
久住: 不思議に思わないかも。私それあっても不思議に思わない。
さんま: そやろ。美代子さんとか大女優がトイレからでてきてもいいじゃねえかと思うやろ。
久住: 思います、思います。
さんま: あああ〜、これが大きく、失礼な、やっぱりバラエティで頑張ってもらってるけどあくまでも中村玉緒浅田美代子って大女優やからね。
道重: 感覚がわかんなんですよね。バラエティのイメージの方が強いかもしれませんね、若い人からすれば。
さんま: そうそう。そうなの。だから、そこのラインを越えると、だから昔のディレクター誰もそんなミスしなかった。
そんな女優さんをトイレから出すとか誰も失礼だろと上は怒ったやろし。
今怒る人もわかってないねん。