ロンドン五輪予選 クウェート戦

J SPORTS|コラム 【後藤健生コラム】守備を強化しなくては最終予選は予断を許さないU-22

問題は、そういう守備能力の高いセンターバックがこの世代に見当たらないことだ。いや、この世代ではない。今では、MFだけではなく、アタッカーでもヨーロッパで通用する日本人選手が何人も出てきているし、サイドバックも、ゴールキーパーも、ヨーロッパで日本人が活躍している。だが、フル代表を見ても、センターバックは人材難が続いている。

「楽勝のはずが薄氷」ロンドン五輪アジア2次予選第2レグ クウェート-日本(2-1)

最終予選の相手がヘタをするとサウジ・イラクUAEという死のグループになる可能性もあり、中東アウェイの経験不足を露呈してしまった今回の試合を見ると、とても楽観視することは出来ない。

何故か私の住んでる地域では試合が地上波で放送されず、後で結果だけを知る。案の定冷や汗モノだった。やはり守備に相当難があるチーム。センターバックを見出すことが急務と。まだ攻撃陣には宇佐美、宮市、香川もいるが。後藤さんは本大会には中澤、トゥーリオ、今野でオーバーエイジは決まりだと冗談で締めくくっていたけど。