テレビ・オブ・ザ・イヤー2008

  • 人物編

有吉弘行
有吉弘行ケンドーコバヤシ柳原可奈子の3人が浮かんだが、やはり有吉を選ばざるをえない。
去年の「おしゃべりクソ野郎」で再ブレイク後もクオリティの落ちないあだ名付け芸で一年を乗り切った。
関西の番組に来てもそれは変わらず、「極道の嫁」「シャネルつぶし」「人食いカマキリ」「汁男優」等々炸裂させた。
最近はMCからも無理やりあだ名を振られることもあるが見事に対応している。最近ではマリエにつけた「オイルバター」も笑った。来年以降、あだ名芸が一巡した後に何を出せるか。
ケンコバは今年も大活躍。ついに東京在住になるも大阪と一体週何往復してるんだというぐらい関西の番組にも引っ張りだこ。千原ジュニアとの番組「にけつッ!!」も始まり人気芸人としての地位を確立。
柳原もネタで演じるキャラクターの豊富さ、バラエティ対応力を見せつけ瞬く間に人気女性芸人に。女子高生から始まり、OL、化粧品売り場の店員、DJ, メイクの先生、雑誌女性編集者等々キャラクター造形の見事さ。レッドカーペット、ザ・スリーシアターでクオリティの落ちないコントをする。トークバラエティもそつなくこなし各種のバラエティ番組においても堂々の適応力。

  • 番組編。

アメトーーク爆笑レッドカーペットあらびき団の3番組が印象に残る。
アメトーークは相変わらずの面白さで今年もバラエティ界を引っ張る。家電芸人、中学のときイケてない芸人等々、人気企画、人気芸人を生む。あらびき団は数々の芸人を抜擢。この番組ほど抜擢という名の番組はない。
爆笑レッドカーペットはゴールデンの激戦区で視聴率20%を叩きだし、今年のM-1決勝3組もこの番組で知名度を上げ、ネタも磨いたといっていい。
よって悩んだがMVPは爆笑レッドカーペット