チェコvsイタリア

イタリアがジラルディーノの1トップで露骨に守り倒そうという戦術で、コラーとログベンツを使えないチェコバロシュの1トップというまるで機能しないフォーメーションで挑んだ。ハインツが残っていたんだからバロシュとの2トップにしてもよかったと思うが。4−1−4−1の戦術に固執しすぎたと思う。ヤンポラクが10分ぐらいの間に連続イエローで退場。ファールを犯す必要の無い相手陣内で犯し、全てのゲームプランが狂ったチェコ。また、イタリアもネスタが足を痛めて、前回の戦犯マテラッツィが登場しチェコに僥倖かと思ったがそのマテラッツィがコーナーからのヘディングシュートを決める。チェコネドベドが孤軍奮闘したが後半途中から出てきたインザーキがこれぞ裏取り職人と言える動きで抜け出し、冷静にチェフをかわして追加点。チェコは終わった。退場が痛かった。ヤンポラクの連続イエローが痛すぎた。もうちょっと見たかったチェコ。ベストメンバーだったらどんなサッカーを展開するのだろう。もうネドベド、ガラセク、スミチェル、ポボルスキー、コラーら黄金世代ともお別れ。次世代のチェフ、バロシュロシツキーで今後は構成されるのだろうが、2年後、4年後に出てくるのは厳しいだろう。