「浩二は好きだが…」マルセイユ退団へ


マルセイユDF中田浩二(26)が、チームを退団することが濃厚になった。13日午前に全体練習が行われたが、姿を現さなかった。前日に、事実上の戦力外通告を受けていた。すでにイスラエルのベタル・エルサレムのオファーは断り、うわさされるウクライナリーグへの移籍も進展がない。古巣の鹿島が受け入れ準備を進めているが、無償が条件で、移籍金を払う考えはない。現状では八方ふさがりの状態だ。
 12日の全体練習は午後4時半まで行われたが、中田浩は同5時半からの別メニューを強いられた。フェルナンデス監督は「中田のことは好きだが、もうこのクラブではプレーできない。マルセイユ運営陣は中田を放出する事を決めたんだ。このことを中田に話してくれよ」と、報道陣に話していた。
 マルセイユの左サイドには新たにボニセルが加わり、タイウォ、カンタレルの計3選手がいる。これを受けて、中田浩が試合に出るチャンスは完全になくなっていた。(大越龍雄通信員)

戦力外なのに移籍金は欲しいのか、マルセイユは。 元々移籍金ゼロで獲得したんだから、もうフリーで移籍させればいい。移籍市場が閉まる一月末までに浩二を出したいんだろうが、別に浩二はあせる必要もない。フリーでの移籍を勝ち取ればいいだけ。ただ、長引くとW杯も近いので宙ぶらりんはまずい。