ロイ・キーン 魂のフットボールライフ

ロイ・キーン 魂のフットボールライフ

ロイ・キーンの自伝。予想外に相当おもしろかった。ロイ・キーンはかなり苦労してプロになっている。15、6歳でプロになるのが普通のはずが19歳の時にやっとプロ契約。制御できない自身の性格。バーでの乱闘事件の数々。アイルランドのサッカー選手環境、アイルランド代表の驚くほど低いマネージメント能力。試合の直前まで(親戚や家族、友人)チケットの確保を気にかけないといけない自身の環境。絶賛のファーガソン監督と比較してのボロクソのアイルランドサッカー協会と代表監督の面々。アイルランド代表では協会のお偉いさんはビジネスで選手がエコノミーってのは今でもそうなのかな。アイルランドのサッカーは好きだけれど、これを読めば強豪国になるには程遠いとわかる。