これからの女子サッカー

なでしこのファンを幻滅させてはいけない - 北京オリンピック 河崎三行コラム : nikkansports.com

犬飼会長は自身が球団社長を務めていた浦和レッズのレディースチームを念頭に置いているのだろうが、レッズが女子チームを維持し、一部の選手とプロ契約まで結べるのは、男子チーム関連で稼ぎ出す巨額の収入があればこそなのだ。

 女子サッカーチームは、金を生み出さない。入場料収入も、関連グッズの収益もほとんど見込めない。そのくせチームや試合の運営に人や時間が取られる。生み出さないどころか金食い虫である。それでも女子チームを維持し続けるには、クラブの資金的体力と愛情と信念が必要だ。

あれだけ活躍しても女子リーグには人は来ないし、第一入場料を取ってないところも多い。オリンピックの女子代表は見る人いるだろうが、その後にどう人気を繋げるか。犬飼さんも吠えてるだけで具体的に協会が金は出さんのだろ。

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資金豊富な男子とは違い、親善試合も海外遠征もないために、この試合がなでしこジャパンの今年ラストゲームだったからだ。

8月の段階でもう今年の国際試合が無いのか。強化に真面目に取り組んでないことの証明。

 また、田嶋幸三専務理事は「勝てた試合だった。やはりメダルを取るのはやはり難しい」とした上で、「女子サッカーは、常に世界のベスト10にいますから」と、トップ3を目指すなでしこにはほとんど意味のない“安心理論”を展開してみせた。このノーテンキさが、日本がカラを破れない要因かもしれない。

アメリカやブラジルとはとてつもない差がある。アメリカでは女子プロリーグも再開するし、待遇を改善しないとどうしようもないだろう。よく10回やって1回勝てるかどうかという表現があるが、アメリカとは20回やっても1回も勝てたためしはない。
大体、アジアでまともに女子サッカーをやってるのは韓国、北朝鮮、中国、豪州と日本だけ。参加している国自体が少ないんだから。FIFAランクベスト3を目指さないと。日本協会に女性理事がはいらんと改善せんのかもな。