イングランドvsスイス

前半38分ごろから。頭はボーっとした状態で見た。もうイングランドは点を取っていた。VTRで確認したが、ベッカムロングフィードをオーウエンが左サイドのPA内でトラップして、ルーニーの頭の上に置くようなパス。ルーニー、ユーロ最年少ゴール。ディフェンスラインはフランスと戦と同様、低いまま。それでもスイスに決定的な形を作らせない。イングランドはやはりベッカムのサイドチェンジやクロスが攻撃のアクセントになっている。
スイスが一人減ったところで勝負あった。二点目はオーウエンの
代わりに入ったバッセルがスイスのDFに手を絡ませて押さえつけてポストして、左サイドを走ってきたルーニーが右足一閃。バッセルは反則くさかったが、速く無回転のボールがポストに当たり、その跳ね返りが相手キーパーにあたりゴール。フランス相手とちがってランパードやジェラードもどんどん前線に上がっている。三点目はジェラードのサイドチェンジをベッカムがキープして内側をものすごい勢いで走り抜けたGネビルを無視するのかとおもいきや、ちょんとGネビルの前にパス。こんなんは「マンチェでずーっと昔からやってきているコンビプレー」と言いたげだった。速いクロスを左からつめていたジェラードが冷静に押し込む。
フランス戦もそうだったが今日先発したテリーも危なげなく、キャンベルとのセンターを含めたイングランドの守りはかなり堅い。高い位置からプレッシングするギリシャのような戦い方ではないが、決定的なシーンはつくらせなかった。気温三十度以上の昼間の試合で省エネでサッカーをしている風でもあった。オーウエンは不調かもしれない。でも途中で入ったバッセルはオーウエン並に速い。しかも、ポストは背が変わらないにもかかわらずオーウエンよりうまそうだ。
今日は完璧な試合運びだったと思うイングランド。しかし、どのチームも勝ち抜けるという混戦。フランスもどうなるかわからない。これが地上波ではやってくれない。本当に残念。
イングランド&スイス選手評価−Sporting Life
イングランド選手評価−BBC
イングランド選手Ratings-THE TIMES
フランスのときはフランスの選手も載っていた評価表ですが、今回はスイス選手の評価がない。まあ、ザ・タイムスは厳しいです。
イングランド選手評価−Independent