試合に出ることが最も大事

前段は賛成。試合に出る事を第一に考えるべきだというのは全くその通り。だけど、日本でプレーするのはなあ。能活がなぜ、日本のクラブからの移籍を断って欧州に残っているのか。ポーツマスが日本のクラブから移籍金をとって能活を売りつけようとし、そういったこと(ポーツマスマリノスに払った以上の金額をJクラブに払わせようとした)が悪しき前例にならないように、能活は帰国勧告も断ってポーツマスでの練習だけの日々に耐えていた。もうひとつには、、もうJリーグではやり残したことがないからだろう。さらには、欧州に残っていれば誰かの目にも留まるが、日本に再び戻ってプレーしても欧州からの誘いはないと感じているからだろう。実際、能活のインタビューなどでも、リザーブのプレーをみてもらっていて、デンマーク移籍が成立したと言っていた。
稲本やヤナギの例を見れば、完全移籍でないとチームもまるでその選手を重要視しないということ。レンタル移籍は出来るだけ止めるべきなのだ。稲本なども、不当に高い移籍金のことでコールマンは渋っているような印象を一般に与えているが、もし来期も稲本をレギュラーとして考えているなら払っているだろう。しかし、使われ方を見れば、中盤のオプションの一つ。それが証拠に右サイドだの、トップ下での使われ方。今年に入ってはほとんど出場機会がない。
しかも、コールマン自身がチェコ戦での稲本の好調さを買ってのポーツマス戦の起用。まあ、稲本を見るためにコールマンはチェコ戦を観戦しにいったのではないだろう。独断で言うと、チェコのFWを見に行ったのであろう。ログベンツとか。移籍金がかからず、獲得にあまり金がかからないから。それが、たまたまの稲本が好調だった。代表監督がクラブの試合を見に行くのならわかるが、なぜ選手のことを誰よりも理解しているはずのクラブの監督がわざわざ稲本を見にチェコくんだりまでいかなければならないか。まあ、↑で書いたようにコールマンはチェコ選手を見にいっていたのだろう。