English: Who speaks English? | The Economist

オンラインで英語のテストを44カ国で実施したところ、1番成績がよかったのは北欧諸国、悪いのはラテンアメリカ諸国。人口の多寡、国自体が裕福なのか、貧乏なのか、母語人口が巨大だと英語の出来はよくない。例としてスペイン語圏の英語力は低い。スペインの英語力は西欧で1番低い。外国との貿易に依存してる国かどうかも大きな要素。アジアで1番成績のよかったのはマレーシアで最も貿易に依存してる国のうちで6番目。日本はお金も労力もかけてるけど英語力は低いと。
 このエコノミストの分析で抜けてるのは母語と英語との言語的近接さに言及してないところが問題。日本語と英語ではだいぶかけ離れてるのに対し、北欧諸語は英語に非常に似てる。だからラテン系のスペイン人やイタリア人よりドイツ人の方が英語はできる、普通は。だから日本人が英語が時間もお金もかけてるのにあまり成績に反映されないのは当たり前。これが韓国語だったら日本人の成績は跳ね上がるだろう。言語同士が近いので。比較言語を考慮しない英語ネイティブが書きそうなことだわな。