天皇杯兵庫県大会決勝

バンディオンセ神戸vs関西学院大学
関学が前半から攻守に試合を支配して2−0とリード。午後一時キックオフなので、若い関学の選手のほうが運動量が豊富。なぜだか5人も交代が認められているらしく、後半からどんどん選手が入れ替わる。延長はこちらもなぜだか前後半10分だけ。バンディオンセは後半から投入の森岡(元ガンバ、アトランタ五輪代表)が入ってからリズムが変わり、セットプレーから2得点で追いつく。延長後半は和多田(元ヴィッセル神戸)のロングスローから森岡が粘ってクロスを上げてたぶん松田がボレーを決めて逆転勝利で天皇杯進出。順調に行けば3回戦で横浜FCと対戦。和多田のロングスローはいまでも日本一でしょう。ロングスローが山なりな選手はいるが、彼はピッチと平行にしかも速いボールが余裕でゴール前まで届く。ほとんどCKと変わりない。2点目も森岡のCKから和多田の高い打点のヘッドが決まる。和多田はもう少しポストプレーが上手ければなあと思う。森岡はドリブル、ワンタッチでゲームにリズムを作っていた。この2人はやはり目立った。彼らがまだプレーが出来る場があるのは本当に素晴らしい。バンディオンセは少ないながらもサポーターもいた。