かなり危なかった。よく前田が決めてくれた。梶山の右足アウトに瞬間的に反応し、左足のトラップが最高だった。アジアユースの韓国戦(最後に渡辺千真、カレン、森本と平山)でもそうだったが、大熊さんの采配で共感できるのは最後に点を取りに行かなければならないところでちゃんとギャンブルしてくれること。昨日も増嶋を下げて森本。最後はFW登録4人を前線に並べて同点に追いついた。カレンの運動量にも感服。カウンターを食らってペナ内まで戻って守備していたし。前田はカレンに比べると運動量が際立って少ない。やはりFWの先発は平山とカレンだろう。梶山のリズムは独特。彼のところでタメが作れる。なるほど大熊さんが執着していたのも頷ける出来。あと、水野はセットプレーの際に必要だとわかった。曲げたり、真っ直ぐ強烈なボールも蹴れる。相手オーストラリアの方が放り込みサッカーをするかと思いきや、結構つないでくる。日本も20分を越えてからはいつになくつなぐサッカーを志向。オーストラリアはシュートやクロスの精度が適当すぎた。ピッチの暑さも相当こたえていたようだが、あれでアジアに入って中東や東南アジアで試合が出来るんだろうか。灼熱対策なんていままで考えたことも無いだろうし。日本選手は運動量は昨日も十分だった。
サッカーを見てきてグループリーグを勝ち点2で通過するのは初めて見た。今まで見てきたなかでは勝ち点3が最高だったがそれだけオランダが図抜けた力を持っていた。しかも第三戦も勝ってくれているし。
1勝もできず、勝ち点も韓国(3点)より低かったが、所属する組に恵まれた。絶対そういうだろうと思っていたが、本当に思っていた通りに書く韓国メディア。アジアでは中国とシリア、そして日本が勝ちぬけ。このワールドユースのアジア枠は4カ国。なんとか合格点。シリアもイタリアに勝っているし。この年代では一部を除けばそれほど差が無い感じ。しかし、本当のトッププレイヤーは出てきていないのかもしれないが。開催国のオランダや08年にヨーロッパ選手権を開催するスイスあたりは本気でチームを創ってきているだろうが。あとは南米のチームとスペイン、ポルトガルといったこの年代に力を入れているラテンのチーム。