女子五輪最終予選 日本vsタイ

W杯決勝から先発を7人替えて臨んだが、前半は全くチームとして機能しなかった。連動性は皆無で
動き出しが遅く、決定的チャンスを作れず、佐々木さんは宇津木の動きが気に入らなかったのか、
ボランチの宇津木を同じくボランチでプレーした田中明日菜の前に置いたり、上尾野辺をボランチへ持ってきて、
宇津木を左へ出し、前半の最後には鮫島と入れ替えてサイドバックにしてしまった。高瀬も右のハーフのポジションだったが、あまりにも不適格なポジションでタイプとしては永里と同じような純粋FWだろう。近賀が右サイドあがってるのにそこには出さず自ら遠目のミドルシュートを打って枠を外す。大野とすぐ交代させるべきだと思ったが。後半頭から、宇津木に代わり宮間が左のハーフに入ると日本のリズムが俄然よくなり、どんどんボールが周りだす。宮間からの正確なミドルレンジのパスがDFライン裏へ通る、こぼれ球を拾い、チャンスを作る。サイドバックも安心して上がれる。一点目も宮間のクロスのこぼれ球を川澄ヘッド→永里→上尾野辺が浮かしたパスをDFライン裏へ、川澄が右足のチップキックで先制点をあげる。2点目は宮間のCKのこぼれたところを田中明日菜がワントラップして豪快に蹴り込み、代表初得点。3点目は高瀬と交代で入った大野突破からのクロスを相手DFがオウンゴール。宮間が入るだけでこれほどチームが変わるものかと。主力とサブ組との力の差がありすぎる。上尾野辺は中盤で使うべきだろう。今日の一点目のアシストを見てたら特にそう思う。女子代表は家長をボランチで使うといった不的確なポジションを平気で同時に何人にも使うのでほんとに理解出来ない。