旅行人161号旧ユーゴを歩く〜クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビア、モンテネグロ、コソヴォ
- 作者: 蔵前仁一,渡邉義孝,森優子,杉江真理子,石井光太,小島剛一,井生明,田中真知,旅行人編集部
- 出版社/メーカー: 旅行人
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 雑誌
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旅行人の2010上期号を読んでいたら尋常じゃない迫力の文章に出会った。小島剛一(こじまごういち)という言語学者の連載コラムというか。フランスのストラスブールを拠点にトルコの少数言語を研究してて、少数民族言語に踏み込みすぎてトルコから国外追放にあったことがあるらしい。日本語では一冊しか出ていないが、レビューの評価が最高。雑誌には数ページだけしか載ってなかったが、トルコ語、ギリシャ語、フランス語、英語、クルド語、その他話せるようだ。
- 作者: 小島剛一
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1991/02/01
- メディア: 新書
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この本も早速読んでみよう。
2010-01-05 - 旅行人編集長のーと
そして、8月下旬には、なんと小島剛一氏の『続トルコのもう一つの顔』(仮タイトル)も出す予定。小島さんの原稿はかなり書き上がっているというメールをいただいたので、どうぞお楽しみに。
辺境・探検・冒険ブログ MBEMBE ムベンベ::ゴルゴ13と合宿
現在63歳の小島先生はトルコを30年以上歩き、少数民族の調査を行った。
トルコ当局よりもどんな研究機関よりもトルコに詳しい。
言語の天才で数え切れないほどの言葉を話す。
今回確認できただけでも、
フランス語、トルコ語、ドイツ語(これらは日本語と同じレベルで読み書きまでできる)、英語、スペイン語、ロシア語、ハンガリー語、スウェーデン語、ギリシア語、ルーマニア語、ポーランド語、セルビア=クロアチア語、
アラビア語のイラク、エジプト、シリア、スーダン方言など(モロッコ方言だけは話したことがないとのこと)、アルメニア語、ペルシア語、スワヒリ語、ウルドゥー語…
こういう語学の天才ってほんとにいるんだな。
このほか、会話から察するに中国語、タイ語、マレーインドネシア語、ベトナム語、
韓国語、ネパール語も話せるらしい。
あ、そうそう、トルコの少数民族の言語も50〜60ほど話せるみたいだ。
もう見てみたい、話てみたいと思うのみだ。