旅行人 161号 2010上期号

旅行人161号旧ユーゴを歩く〜クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビア、モンテネグロ、コソヴォ

旅行人161号旧ユーゴを歩く〜クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビア、モンテネグロ、コソヴォ

旅行人の2010上期号を読んでいたら尋常じゃない迫力の文章に出会った。小島剛一(こじまごういち)という言語学者の連載コラムというか。フランスのストラスブールを拠点にトルコの少数言語を研究してて、少数民族言語に踏み込みすぎてトルコから国外追放にあったことがあるらしい。日本語では一冊しか出ていないが、レビューの評価が最高。雑誌には数ページだけしか載ってなかったが、トルコ語ギリシャ語、フランス語、英語、クルド語、その他話せるようだ。

トルコのもう一つの顔 (中公新書)

トルコのもう一つの顔 (中公新書)

この本も早速読んでみよう。

2010-01-05 - 旅行人編集長のーと

 そして、8月下旬には、なんと小島剛一氏の『続トルコのもう一つの顔』(仮タイトル)も出す予定。小島さんの原稿はかなり書き上がっているというメールをいただいたので、どうぞお楽しみに。

おお、これはかなり楽しみ。雑誌にちょっと載ってる部分だけでもトルコの公安警察、フランス公安警察が出てくる。

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現在63歳の小島先生はトルコを30年以上歩き、少数民族の調査を行った。
トルコ当局よりもどんな研究機関よりもトルコに詳しい。

言語の天才で数え切れないほどの言葉を話す。
今回確認できただけでも、
フランス語、トルコ語、ドイツ語(これらは日本語と同じレベルで読み書きまでできる)、英語、スペイン語、ロシア語、ハンガリー語スウェーデン語、ギリシア語、ルーマニア語ポーランド語、セルビアクロアチア語
アラビア語イラク、エジプト、シリア、スーダン方言など(モロッコ方言だけは話したことがないとのこと)、アルメニア語、ペルシア語、スワヒリ語ウルドゥー語

こういう語学の天才ってほんとにいるんだな。

このほか、会話から察するに中国語、タイ語、マレーインドネシア語ベトナム語
韓国語、ネパール語も話せるらしい。
あ、そうそう、トルコの少数民族の言語も50〜60ほど話せるみたいだ。

もう見てみたい、話てみたいと思うのみだ。

lazepesi-dosti

トルコの少数言語、ラズ語を四ヶ国語で解説。