マキタスポーツがついにキタか

TBS RADIO 2009年10月16日(金) キラ☆キラ オープニング☆トーク - 小島慶子 キラ☆キラ

すでに小島さんの「愛読書」と化した『クイック・ジャパン』。
先日も読み込んでいたら...
「知的で、とんがっていて」とても共感できる「テレビ批評」を発見。
一体誰が書いているのだろうと、著者を見てビックリ!
ライターは、なんと以前『キラ☆キラ』にも遊びに来てくれた、マキタスポーツさんでした!
博士曰く、マキタスポーツさんは
ピエール瀧の究極の反対。才能が渋滞している!」とのこと。
しかもマキタさんのポッドキャストが面白い!と、博士も絶賛。

ついに一般に知られるレベルまできたんじゃないでしょうか。
水道橋博士も推薦するラジカントロプスは驚異的な内容。本放送はたったの30分にもかかわらずポッドキャストは1時間45分にも及ぶ。生い立ちから芸人になるまでを語り、さらにはネタまで披露するというマキタスポーツ大全になってます。芸人になってからのもがきぶりや現状の吉本の楽屋席巻論は必聴。東京ポッド許可局はお笑い芸人がお笑い批評をポッドキャストでするという批評そのものを芸に持っていく場にしている。そのひとつの到達点が小朝=圓朝襲名論につながる。無名の映画監督3人が映画批評や監督論をしている雰囲気。岡田斗司夫が言う、創作と批評は等価に近いと思う。
それにしてもオフィス北野から若手が出てきてないのはその通りだな。猫ひろしU字工事を逃したのは今になってみれば大きなことだが彼らがオフィス北野に入っていたらどうなっていたかは勿論わからない。だから東京ダイナマイトも限界を感じたのかもしれない。