コーカサス地方の大麻

文藝春秋2007年十一月号
インテリジェンス交渉術 -賢いワイロの渡し方
佐藤優
P276 チェチェンやダケスタンなどの北コーカサス地域に行けば、部族の掟の方が法律よりも拘束力が強い。大麻を吸っている現場を押さえられればモスクワでは確実に逮捕されるがが、マハチカラ(ダケスタン共和国の首都)ではお咎めなしだ。北コーカサス出身の国会議員が執務室で大麻を吸っていても特に問題にならない。北コーカサスの人々には軽い麻薬を吸う習慣があることを社会が認めているからだ。
 また法律や規則は、全ての地域で一律に適用されるわけではないというのがロシア人の規範意識である。

若ノ鵬逮捕についてちょっと

っていうかそもそも大麻コーカサス地方原産。
あっちのほうの紛争地域ばっかり旅行するのが趣味の大学の先輩がいたが、いわく「コーカサス地方の国によっては大麻は煙草よりライトな嗜好品」だそうで。

コーカサス出身力士の大麻に対する規範意識が日本とは大違いだったのかもな。また、ここの地域ばっかりなのな、ロシア出身力士って。