YouTube - 振り逃げ3ラン

2007年神奈川大会準決勝 東海大相模vs横浜戦。

振り逃げというのは、スリーストライク目を捕手が正規に捕球できなかった場合には打者はアウトにはならないというものです。

また、「正規の捕球」とは、投球が地面に触れる前にミットか手で確実に掴むことですから、
 ・ワンバウンドの投球を空振りし、それを捕手がミットで捕った場合
 ・投球が捕手のユニフォーム、マスク、プロテクターなどの用具にはさまった場合
にも振り逃げが可能となります。

正規の捕球の概念。初めて知りました。

振り逃げ - Wikipedia

振り逃げとアウトカウント・一塁走者との関係
無死または一死の時に一塁に走者がいる場合は振り逃げは成立せず、第3ストライクを宣告されれば、捕手が正規の捕球をせずとも打者はアウトとなる。これは第3ストライクの時に捕手が故意に正規の捕球をせず、一塁走者に進塁義務を発生させ、フォースプレイでの併殺を試みることを防ぐためである。

振り逃げが成立する場合としない場合があるとは知りませんでした。
これで負けてしまったわけですから横浜のキャッチャーはつらいです。味方やベンチも気づかなかったのも問題でしょう。