J1甲府が「東京進出」 8月の浦和戦

会社設立10周年の記念事業。収容約5万人のスタンドが浦和サポーターで埋まる可能性も高く、海野社長は「臨時のバス、電車を出すほか、東京の山梨県人会などに声をかけ、2万人は甲府サポーターで埋めたい」と張り切る。
 もちろん、入場料収入への期待も大きい。地元の小口スポンサーらに支えられている甲府としては、確実に入場者が見込める浦和戦を、1万7000人収容のホームスタジアム小瀬陸上競技場で開くのはもったいない。

対戦相手の浦和は国立でやる誘惑を拒否して、収容人数の少ない駒場で試合をし続けた。それが今の隆盛に一助となってる。あの時の浦和のフロント陣は英断だった。一時の集客に目がくらんでいるとホームタウンの否定に繋がる。