拉致問題は利用される以前に無かったこと、無視されたことになっていたんだから。しかも、社会、共産といった勢力は協力しないどころか否定していた。昔は拉致疑惑を言い出すことがタブーだった。拉致は右翼問題とか関係なく解決しなければならない問題。そして、それはまだ終わっていない。ほんの数年前まで拉致被害者ではなくて特定失踪者と言っていった。
ヘラルド・トリビューンはNYTimesの傘下だからそこから記事を持ってきているんだけど、その記事がこちら。なんだけど、書いてるのが、By Norimitsu Onish。これで話はおわりでしょう。
「拉致問題は右翼が扇動」? NYタイムズ紙が誤解生む記事
Outside Japan, the abductions may have played out long ago, after the North Korean leader, Kim Jong Il, admitted four years ago that the crimes had occurred and returned five survivors. But in Japan, they are still a burning issue, kept alive in the news media every day by nationalist politicians and groups that pound at the topic as firmly as they pound at their cherished goals,
「(北朝鮮による日本国民の)拉致問題というのは、北朝鮮指導者の金正日氏が4年前に、その犯罪が起きたことを認め、拉致された生存者5人を日本に返したあとは、日本の外では、もうずっと以前に終わってしまったと言える。しかし日本国内では拉致問題はまだ民族主義的な政治家や組織によって彼らの念願の目標である消極平和主義の憲法の破棄や愛国心や道徳の学校教育への導入と同じように、連打されることによって、なお燃えさかる問題として、保たれている」
よく読めばトンデモな記事じゃあないですか。5人帰って来て終わりとは誰も思ってないでしょう。拉致問題を右翼に使われて乗っ取られてる日本という印象操作でしょうけど。家族会は抗議したほうがいいんじゃないでしょうか。
追記:)コメント欄で増元氏の抗議文が載ってる。
オオニシ記者への抗議
私たちは、この運動を右翼も左翼もなく、日本人として皆に
理解して協力を仰いでいる。左翼系の人々が、協力をしてくれるのであれば、喜んでお受けするつもりでいるのであるが、その方々は、一向に協力してくれることはなく、あまつさえ邪魔をしようとしている。社民党のホームページに2002年10月まで「拉致はでっち上げ」という北川氏の論文を載せていたことでもわかる。今でも、「拉致被害者の救出」を言うのではなく、この記事に書かれているように「拉致などとっくの昔に言い古された問題」として、北朝鮮擁護に走っているではないか?