トリニダードトバゴvsスウェーデン

TRI 0-0 SWE(マッチ4):試合レポート

トバゴが驚異的な奮闘と集中力で勝ち点1をもぎ取った。最初から前線に1人残して9人が自陣で守り倒す。後半早々に1人を退場で失うも、交代は前線の選手を出して、前を2人にしてカウンターの形だけは残す。ベンハッカー采配が当たる。スウェーデンは再三のチャンスをモノに出来ずに終盤は疲れもあってスタミナ切れ。ヨークも献身的な守備とボールの散らしで貢献していた。もうボランチの選手になってしまっていた。トバゴはまともなシュートは2本ぐらいだったが基本的には次の試合もこの戦い方だろう。2引き分けで最終戦に臨めば最後はギャンブルが出来る。しかし、先制されると大量失点の危険がある。イングランド相手に同じことが通用するかは相当疑問。今日も2mのローレンスが効いていたが、イングランド戦もクラウチにぶつけるだろう。しかしながら、イングランドはジェラード、ランパードから正確なミドルが飛んでくる。
審判がアジアカップバーレーン戦でシュミレーションを見抜けずに遠藤を一発レッドにしたあのシンガポール人審判だったのがびっくりした。昨日の試合はちゃんとしたジャッチだった。

今大会だけでなく歴代のFIFAワールドカップ参加国の中で最も小さい国である。トリニダードとトバゴという2つの島の人口はわずか110万人。スポーツ界での成功は初めてでないが、これまでは小さな赤いボールを使ってクリケット・スタンプを狙う競技での勝利が多かった。サッカーではこれまで弱小チームという存在だったが、サッカー界最大の大会2日目に見せた勇敢な闘いぶりは忘れられることはないだろう。

歴代最小の国だろう。面積千葉県と同じで人口が110万。歴史的勝ち点。

イングランドvsパラグアイ

イングランドも省エネサッカー。両サイドバックはほぼ上がらず。勝ったことが収穫。