頭がボーっとした状態で起きたら試合はもうキックオフされていた。一・二分ぐらいだろうか。
朴智星を探すがいない。ハーグリーブスが右MFをしているので今日はベンチかと思う。フジの青嶋アナが話していたベンチ入りメンバーを聞き逃す。なにせこの時間だ。ボーッとし続ける。センターはキャリックにスコールズ。左MFにC・ロナウド。2トップはテベスにルーニー。試合序盤はマンUが攻勢。チェルシー陣内でスコールズとブラウンがワンツーでパスをまわし、クロスを上げ、ロナウドがヘッド。一点。すばらしい攻めだ。1点取られてからはチェルシーも攻勢をかける。ドログバに押されたDF(ファーディナンド ?)があわやオウンゴールかという場面でファンデルサールがファインセーブでコーナーに逃れる。圧巻のシーンは自陣深くで相手のボールを奪ったルーニーがそのままドリブルで持ち上がる。左サイドを駆け上がるC・ロナウドにサイドチェンジのパスを出す。ロナウドはドリブルで仕掛け相手陣内深くからクロス、テベスがダイビングヘッドで1点かと思われたが、ツェフがスーパーセーブ。そのままボールが駆け込んできたキャリックの前へ。キャリックの強烈なシュートもツェフが右手一本ではじきだす。この試合最高の場面だったと思う。後半はチェルシーの方が攻勢だった。バー、ポストを叩くシュートもあった。鼻を怪我したスコールズを下げ、ギグスを入れる。ハーグリーブスがセンターに回り、ロナウドが右MFに入る。ルーニーを下げてナニを入れる。ロナウドがFWへ。さらには右サイドバックのブラウンを下げてアンデルソンを入れる。右サイドバックにはハーグリーブスが入る。ハーグリーブスが戦術の肝になっていた。どちらも決め手を欠き、チャンスはチェルシーの方が作っていたがそのままタイムアップ。PK戦はC・ロナウドが外し、チェルシーの5番手、主将のテリーが決めれば終わりというところでテリーが軸足を滑らしPKを右にはずす。その後は両者のキッカーが慎重のあまり助走距離をとらずにキックする。テレビ解説の清水さんがあまり距離をとらずにキックすると読まれた場合は止められますよとハーグリーブス、アネルカのところで指摘したらアネルカがファンデルサールに止められ試合終了。まあしょうがない。アネルカは途中出場だが、雨が降って芝がすべる。足を釣ってる選手もいるし、テリーが足を滑らせているのをみれば助走距離をとらないのは致し方ない。テベスの運動量は化け物。一人、足もつっていなかったようだし、どんな体力してんるんだ。モスクワ時間では深夜2時になろうとしていた。西ヨーロッパのゴールデンタイムに合わせなくてはならないので、モスクワの地元にとってもえらい迷惑。夜10:45分キックオフはありえへんでしょ。朴は結局ベンチにもはいってなかった。試合終了後グレーのスーツを着ているのがテレビカメラに見切れていた。今回は出場すると思ったが。今までチャンピオンズ・リーグに出場していなかったらあきらめもつくが、使われていたのに。今回はハーグリーブスのポリバレント性が勝ったのか。非常に残念でした。
<サッカー>英メディア「朴智星を抜いた無情なファーガソン」 | Japanese JoongAngIlbo | 中央日報
モスクワまで飛んできた韓国の取材陣は茫然自失だった。 少なくとも交代出場はあると期待していただけに、失望感はいっそう大きかった。
これは同情する。小野や俊輔、ヒデがこの日の朴のようだったらと思うと虚脱感で一杯だろう。昔、ヤンキースがワールドシリーズで優勝したにもかかわらず伊良部の登板機会がなかったのに似てる。あれもがっかりしたな。