震災・原発関連24日目

48時間を超える屋内退避に意味はあるのか - フリーランスライター畠山理仁のブログ - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

記者クラブの記者たちは会見に出席することが仕事になる。しかし、フリーランスの記者にとって、会見に出ることは1円にもならない。むしろ電車賃を使い、原稿を書く時間を割き、他の仕事を断るなどして参加している。はっきりいって経済的には損失のほうが大きい。
それでも彼らは出席する。
質問をするためだ。
記者会見場を後ろから見ていればよくわかる。記者クラブの記者たちは全員が手をあげるわけではない。
一方、フリーランスの記者は間違いなく全員が手をあげる。彼らは記者会見という「公の場」で質問をし、少しでも国民のためになる情報を引き出そうとしているのだ。

民主党になったら開くと思った官邸記者会見がまだ開かない。

東日本大震災で考えること・・・一人の在独邦人として - オペラ歌手小森輝彦の公式サイト「テューリンゲンの森から」

そして「報道で言われている様に、日本人は真実を知らされていないから落ち着いているんだ」と思い、僕らに真心のこもった警告をする人も増えてきた。でも、その人達に、尋ねてみる。今どの程度の放射能が、どの場所で検出されていて、どのくらいの量からが危険なのか。1回のレントゲンやCTスキャンでどの程度の量を浴びていて、普通の生活をしていて一年にどのくらいの放射能を浴びているのか。一人も答えられた人はいなかった。そういう客観的な情報がほとんど報道されていないから当然ではある。でも本当に調べる気になったら情報はあるのだけれど。
そして皆、「え、そんなに少ない数値しか出ていないの?!」と驚く。でも、全員が、今の数値の危険の少なさをちゃんと理解した(はず)の後に「でも危ないから夏に日本に帰っちゃいけない」と言う。1+1が2でなくなってしまっている。

日本の報道もどうしようもないけど、海外の報道も大概。

team nakagawa : 福島第一原発30km圏における被ばく

もちろん現時点で、私たちは、この数値(放射線量)の被ばくが、一般の方々の健康に影響を及ぼすとは考えていません。しかし、妊婦の方に対しては、万が一のことを考え、政府や関係機関が対策を検討すべき観測量に達していると思います。