日本の野菜は“ユニクロ”よりも強い:日経ビジネスオンライン

日本だったら、日雇いで1日、工事現場で働けば1万5000円手に入ります。1万5000円あればコメが1俵買えるんですね。1俵というのは日本人が年間に食べている量ですよ。1日の労働で基本の主食が1年分買える。それぐらい日本人には購買力があるんです。

日本の野菜は“ユニクロ”よりも強い:日経ビジネスオンライン

 要するに、日本の農業の生産量や生産力は、農水省発表の数字よりはるかに高いのです。

農水省の省益か。

浅川 諸悪の根源は、日本のコメ輸入は“国家貿易”事業体として、農水省が独占していたことです。事実上いまなお、これは続いています。民間の事業者が輸入していれば、消費者ニーズにできるだけ応えるものを調達できていたはず。

なぜ93年にタイ米を輸入したのか。

たとえば野菜にはもう関税はほとんどない。3%ですよ。ユニクロは優等生というけれど、衣類だって10%前後の関税です。野菜はそれよりも低い関税で競争している。しかも、あえて自給率を持ち出せば、8割が国産なんですよ。花にいたっては長年、関税0で、自給率85%。保護されなかった作物ほど競争力を増していることがわかるでしょう。

なんだか完全に農水省に洗脳されてる。自給率を高めろと言いながらの減反政策。