さんまが語る巨人のイメージ低下

2010年1月23日放送分

さんま: 考えたらね、巨人の時代の小林繁さんなんですよ、実は。江川・小林の騒動の時は形態模写やめてたんですよ。俺は巨人の1番から9番、兄弟子と2人で交互にやったりしてて、長嶋監督、長嶋茂雄さんをやったただけなんです。巨人しかお客さんわからない時代だったから。テレビはほとんど巨人でしたからね。今みたいに阪神もまだそんなに盛り上がってない頃ですから、それがトレードになったんですよ。小林・江川の空白の一日を利用して、江川を巨人に入れるというので。世間の反発。(長島)一茂はあの事件以来巨人のイメージ悪くなって、今の野球ブームが下火になってきてるのに影響してると言い切る。確かにアンチ巨人がとんでもなく増えた時代なんですよ。巨人、きったないなああって。要するにルールの盲目の盲点の1日を利用して江川を巨人に入れようとしたわけですよ。もうそれはもうねえ、法律上正しいですけど、人道上正しくないわけですよ。それで小林さんが空港で巨人から阪神に行けって、荷物は宮崎に行っていたという、事件が起こったんですよ。で小林さんが巨人から阪神に行って、また小林、小林ってなって止めてた形態模写をまたテレビ局が小林さんこういうことやからやってくれと。ほでやったんですよ。また、小林投手を。ほでそしたらまたウケだして、ほで大阪ガスのCMまでつながるんですよ。

確かにアンチはあの時ものすごく増えた。巨人の人気は相対的に減ったとは思うが、野球ファンはそんなに総数変わらないと思う。もう巨人人気=野球人気ではないわな。地方では地元のチーム応援するファン増えたしね。巨人のテレビ中継はもうデーゲームがほとんどになってしまった。