オードリー若林がNON STYLE石田の漫才力を語る

オードリーのオールナイトニッポン 2009 12 27

若林:石田君とドリームマッチやったじゃないですか。基本、オードリーってね、8年間テレビ出てないじゃないですか。
それを美談みたいにねしてくれる番組もあったんですけどね、基本的2人とも落ちこぼれなんですよ。
春日:まあそうだろうね。
若林:石田君漫才をやってわかる。それでオードリーの漫才を創るときに2人で落ちこぼれだと、長井秀和さんがあれ4年前、5年前にちょうど同じショーパブに出てて長井さんのネタをそでで見るわけですよ。長井さんって一行のネタをこう言ってくじゃないですか。ライブにかけてテレビにでるときは、その一行の中のオールスターで、オールスターが選抜されて9個ぐらい出るから鉄板が9個になってウケるじゃないですか。だからその形をとれば実力が無くてもオールスターで出れれば何本かのネタのね、オードリーでもこの落ちこぼれオードリーでもなんとかなるんじゃないかと私思ったの、その時。
春日:なるほど、なるほど。
若林:だから漫才同じ形にして抜粋もできるような笑い合いとかさ、いうことにしないと俺と春日じゃあ無理だと思って、M-1はね、でそういう形にしたんですけど、もうほら石田君とかってさ、例えば一本のさ、「火事で助ける」っていうのだけで全部が一本、一本、まあ大体の漫才師そうなんだけど、ナイツも。やっぱすごいのよ。でもオードリーは落ちこぼれだからパッチワーク、パッチワークで。
春日:そうですよ、それで変な方向いっちゃって、ゆっくり出てくる、みたいな。
若林:(笑い)。とかにしないと無理だというのがあって。石田君とドリームマッチやったときに漫才力みたいなものの凄さはすごい感じたね。もうとにかく、こういうボケのこういうフリで言ったらボケの数を短時間でブアーって出すし、身体の動きから顔の動きから、すごかったね。

一緒に漫才をつくって石田の漫才力の凄さを語る若林。この放送は他にも聴き所満載だった。
前健がうっとうしい、口内炎が10個以上できた、異常に忙しすぎて胃腸炎。去年の休みは4月の2日だけ。その中でライブを行う。ネタ作りの時間がない。その話の流れで石田の漫才力話。キャンパスナイトフジ始まる。最初ガヤをどうするか、ナイツ、はんにゃ、ゆったり感、ハライチといったレギュラー連中で模索。9月までは競馬でいうとウイニングランだったが10月にいいともとオールナイトが始まりまたゲートに入れられた感があると。これほど忙しい年はないだろう。同じ話をどこまでしていいのか。今までショーパブかネタ番組しか出たことないコンビが、おしゃれイズム、しゃべくり007からアメトーークとまるでスカイダイビングを連続でしてるみたいだった。2週目に入ったオードリー。転けずに今年を乗りきれるか。
まさに殺人スケジュールで様々な番組に出続けたオードリー。面白い番組もたくさんありました。「じゃない方芸人」、「人見知り芸人」、ロンドンハーツの春日とか。綱渡りの一年、お疲れ様でした。