お笑いのスポーツ競技化

お笑いのコンテスト・スポーツ競技化が一段と進んだ一年だった。その端緒は2001年に始まった若手漫才日本一を決めるM-1で、その後もピン芸日本一のR-1、東京03が優勝で幕を閉じたコント日本一のキングオブコント。「すべらない話」は現状、フリートークNO.1を決める番組になっているし、松本人志が始めたIPPONグランプリ大喜利日本一を決める番組にするのだろう。お笑いを種目別に細分化して競技化していく。M-1以降のコンテスト番組に全く乗れなかったフジテレビが異様にスタディオセットに金を掛けているのを見ても力の入り具合はわかる。この流れは来年も続くにちがいない。